今シーズン2作目の編み物を始めたところ
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
去年11月終わりから12月半ばまでフラワーオブライフという6弁の花の連なる六角形の敷物を編みました。
出来上がった敷物は今、うちのこたつの敷物にしています。
今回は寒色系の糸が多かったかな?
次の余り毛糸はこたつの上掛けにしようと思います。
今はまとまった数の毛糸が手元にあるので、ワンピースにチャレンジしています。
指定の糸を使って編むとこんな色味のシックなワンピースにありますが、手元には薄紫の糸があるので、薄紫のワンピースにしようと思います。
本の糸はとんでもなく上等で高い糸ですが、とても手が出ないので、オークションで手に入れた安いものです。長持ちしないかもしれないけれど、模様編みを楽しむには十分です。
最初は編み図を見ていても間違ってばかり。
初めての模様もあって少し編んでは解き、また編んでは間違え、、、といったスタートでしたが、やっと編み図の意味もカタチも頭に入ってきたところです。
編物は気を抜くと編み方を間違えてしまいます。
編み図だけでは編んで出来上がる模様を想像する力が私にはまだないので、一続きの模様を編み上げてみてやっと雰囲気がわかってきます。
編み図を作り上げる作家さんの才能は凄いと思います。
自分ではできないので、毎年一冊ほど本や雑誌を買います。
今年は書店で見つからず、通販で買いました。
一冊の雑誌の中にはたくさんの作品があるのだけれど、編んでみたいと思うものは数点。うまくできているものです。
一冊の雑誌の中の作品を一ページから順に作れば安上がりでずっと使えるんだけど、その気になれないのです。
テイストを変えた作品を載せているからで、だから、たくさんの人が買うのでしょうね。同じテイストのものしかなかったら売れる冊数は限られてしまいますもんね。
糸の色を替えていく編み方がどうも好きになれなくて、私は単色、もしくは色替わりの糸で模様を編んでいくのが好きです。
実は模様編みは難しいけれど、ごまかしがききます。
一番基本のメリヤス編みなどは目がそろってないときれいに見えませんが、模様編みは一目がきれいかどうかではなく、模様の間違いがさほどなければ十分うまく編んだように見えるのです。
ごまかすために模様編みを選ぶわけではないけれど、編み続けているとわかることです。
それでも、出来る限り間違わないように編むし、間違いを2.3段下でやった時はほかの棒針を使ったりして修正します。全部を解くのが嫌なので、工夫するようになりました。
今回の編み図は難しいので、2回ほど全部ほどきました。
今は3回目。今写真の時より編み進んで50段ほど。これからは大きな間違いはなさそうです。
冬の夜の遊びにはちょうどいいのです。集中できるし、雑念が消えていきます。結果としての作品もできていくので、満足感もひとしおです。
オークションで未使用の毛糸は案外と安く手に入るのもうれしいこと。
編むつもりで使わなかった死蔵されていた毛糸を使ってあげることができるのもいいことだと思っています。
完成したら、また報告します。
ミニチュアちさと工房
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