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立禅で精神力UP?

 立禅(りつぜん)という立って行う禅があります。足を開いて両腕で形を作ってそのまま立ち続けるというシンプルな方法です。

 僕が感じた効果を挙げると

・立禅を行うまでは、大学に行くときに体が重くなって途中で行きたくない気分になっていたのに、15分間の立禅を2~3週間続けたある日、体の重さがかなり解消されて学校に行きやすくなった。
・以前は異性との間に高い心理的なハードルを感じていて上手く会話することが出来なかったのに、立禅を継続するほどにハードルが下がっていった。そのため女性に対しても男性に対しても態度を変えずに接することが出来るようになった。
・以前は家から用事で外へ出る時に外用のスイッチがオンになり、家に帰るとスイッチがオフになって急に疲れることが多かった。しかし、立禅を継続したところ、外用のスイッチの概念がそもそも無くなり、家でも外でも楽な状態でいられるので疲れが大幅に減った。
・誠実性が大幅に高まり、以前までは遅寝遅起きが普通だったのに、早起きした後勉強するようになった。  

 このような効果が表れる理由として、立禅が持つ辛さが挙げられます。立禅は足を開いてひざを曲げて立ち、前方で大きなボールを抱えるように両腕を上げた状態でキープする方法です。立ち続けるだけでも辛いのにもかかわらず、両腕を上げた状態でキープするので、始めたての人には15分でもかなりつらいと思います。僕もやり始めはつら過ぎて、途中で「あと何分で終わるだろうか」と思うことがかなりありました。精神的にも疲れます。意志力をかなり使うからこそ立禅を継続するほどに意志力が増えていくのだと思います。

 また、立禅は教科書的に行うと思考の量が減っていきます。ネガティブな考えもポジティブな考えもどちらも減っていってしまいます。

 思考の量を減らしたくなかった僕は、立禅をしながら考え事を口に出すようにしました。この方法だと思考の量が減らず、寧ろ増えました。思考力が上がったような気がします。本来の立禅からはかけ離れているので、なんちゃって立禅くらいの感じでしょうか。


 僕は半年間続けましたが、上に挙げた効果はやればやるほど表れました。慣れると段々楽にできるようになります。

 僕は専門的な人に師事したわけでも何でもないので詳しくは書籍などで確認されるとよろしいかと思います。

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