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クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエでの感動

- クリスチャン・ディオールのクチュリエへの訪問-

初めて知るファッションの世界- 夢のクチュリエ、クリスチャン・ディオールに感じたあれこれを書いていく。
僕はファッションやデザインのことは詳しくないが、エセエンジニアとして何か新しいことを始める、作り出したい時のヒントやエッセンスを分け与えられた感覚があった。

-圧倒的世界観-

入場して感じたこと「圧倒的」
全てにおいて美しい、さっきまでいた明るい東京都現代美術館の館内から
突如、暗く美しいモノトーンの世界に引き込まれる。
こんな時代にこんなに美しいオートクチュールの女性服が作られていたとは想像もつかない。すべてのデザインが当時からは斬新で、女性の美しさを引き出す要素になっている。

-ディオールから見たジャポニズム-

モノトーンの世界から抜け出した先、日本の世界観が広がっていた。
格子に和紙を貼り付けたかのような空間、展示されたコレクションの周りは曲線が作品に寄っていき、さらに魅力を引き立たせている。
プロジェクションマッピングで桜が散る演出がまた良い。

"SUZURUKA-SAN(スズルカ - サン)"
ジョン・ガリアーノ for Dior
2007年 春夏オートクチュールコレクション
葛飾北斎の《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》をイメージした
浮世絵を手書きと刺繍で入れた麻のコート
左"CEE-SHI-SAN(セ - シ - サン)  右"KO-KO-SAN(コ - コ - サン)
"ジョン・ガリアーノ for Dior
2007年 春夏オートクチュールコレクション
マリア・グラツィア・キウリ for Dior
2017年春夏オートクチュールコレクション

-ファッションとしての入出力-

エセエンジニアとしての生活面では、「入力」と「出力」という言葉は
切っても切れない固い関係によって結ばれている。
何かを話す、資料を作る、ソフトウェアを作る時、それが誰にどんな影響を及ぼしているか、ソフトどう動くかを想像する、あるいは望む結果になる
よう、意識またはこだわりを持っていく必要がある。
今は十分に結びつけができていないが、モチベーションを高める言葉をもらえたと思う。

-ディオールのアトリエ オートクチュールとプレタポルテ-

「白の世界に入った」
そんな感覚で踏み込んだ場所は、壁一面に白く仕立てられたコレクションが並んでいた。

オートクチュールという言葉を聞いたことはあったが、
意味は知らなかった。
改めて調べてみる。

GPT-4「オートクチュールはフランス語で、「高級仕立て」を意味します。これは、特定の客のためにデザインされ、手作業で製作される
高級ファッションの形式を指す用語です。オートクチュールのアイテムは、個々の顧客のサイズ、体型、好みに合わせて作られます。
この言葉は特に、パリの高級ファッション業界で使用され、
"オートクチュール"という称号はフランス法で厳しく制限されています。
この称号を使うためには、一定の基準を満たす必要があります。
これらには、一定の数のフルタイムのスタッフを雇い、一年に2回公の
ファッションショーを開催する、といった要件があります。
オートクチュールは、その高度なクラフトマンシップ、精密な注目度、
豪華な素材などから、ファッションの最高峰と見なされています。
それはまた、新しいトレンドを作り出し、プレタポルテ(既製服)の
コレクションに影響を与える場でもあります。」

-ディオールの庭- 

 無機質な白の空間から一変、華やかな庭に立ち入った。
ディティールのこだわりが素晴らしい。一点一点の花の飾り、吸い込まれてしまいそうになる空間にただ圧倒され、深い呼吸をする他なかった。
室内にいるはずなのに、自然の中にいる。

-ディオールのスター-

宇宙に投げ出された。
輝かしいコレクションの数々に、めまいがするほど見惚れてしまった。

中でも特に好みだった服は、好きな女優の中谷美紀さんが着用されていた
写真を見かけた。

-舞台-

1階、2階どちらからでもみることができる場所である。
写真を見ての通り、かなり奥までコレクションが階段状に並べられている。
まるで舞台のようだ。

-バッグ-

バッグは女性を美しくする物の一つである。
服、アクセサリー、バッグ
全て身につけることにより、総合美術になる。
会社では全体最適という言葉をよく聞くが、美しい方がいい。

何もかもが新しい世界で、夢中になって巡った。
途中で見た高木由利子さんの写真の数々が生きているかのように服の動きを映し取っている。
まるで夢の中ような空間だった。


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