今日は就職してから約半年になりますが1つやらかし体験を語りたいと思います。

現在コロナが流行っており、家族の面会も制限がかかってるのですが、状態が悪い人や終末期の患者なら防護服を着れば面会可能になってました。
ある患者さんはとても弱々しくも病気の痛みに耐えながら過ごされてました。ご家族が面会に来ると言うことで、外来の方で防護服に着替えさせてから病棟に上がってもらうよう指示があり先輩と一緒に着替えさせに行きました。
ただ、この時私は防護服がどんなものかを知らなくて、オペ室見学で使った防護服かなぁ？と下の画像のようなうっすらとしたイメージをしてました。

家族は患者の妻と長男が来るということで先輩が妻に、私が長男に着させることになりました。防護服セットを渡され見ると、どれがどれか分からないなぁーと思いましたが、先輩の着せ方を真似ればなんとかなるかと思い着させることにしました。袋を開けてみるとマスクとガウン、手袋はわかったのですが、袋に残った三つが被れそうなやつだったのでどれが頭につけるやつだ？と困惑してました。隣の先輩をみると妻はご高齢だったので、着るのに手間取って忙しそうだったので、これはアタフタしてるとまずいと思い頭をフルに回転させました。
そういえばオペ室では頭に被るのは何種類かあったなと…それがまずかったです。
てことはどれも頭に被るやつかと当時の脳内では勝手に変換され、被るやつとおぼしきものを一つ取り出して長男の頭に被らせました。なんかきつそうでしたが多分長男の頭がでかいんだと思い込み、そのまま病室までいき面会は無事終わりました。患者さんも妻も泣きながら頑張るんだよーって励ましあい、長男もそれを見てよかったよかったってなってて、私も心に染みてお涙もらいそうでした。
満足感と共にナースステーションに戻ると、先輩から「ちょっといい？」といわれ、あれなんかしたっけかな？と思ってたら「長男さんに被らせてたやつあれ足につけるやつだよ」って言われて、それから頭の中真っ白になりました…

オペ室では足のやつはつけずにスリッパを履くことになってたので、完全に頭になかったのです。というか先輩も言ってくれよと思いましたが、病棟に上がるエレベーターで気づき、手遅れだったらしいです。ただ先輩以外には誰にも見られてないので不幸中の幸いでした。
先輩は笑ってましたが、こちとら何してんだばかやろーって感じで忘れられません😅
そんなやらかしでした笑