きのこのーと#95
こんばんはきのこです
今週いつも以上に書く時間なかったですが、書きたいので時間遅れてるけど出しますね。
今月まだ全然映画見てないことに気が付きました。
え?3本しか見てなくない?
まあどうしても見たいってのあんまないんですけどね。
時間はなければ作ればいい!
時間作って見に行きます
では今週もよろしくお願いしますー
映画
『毒娘』
出演 : 佐津川愛美、植原星空、伊礼姫奈、馬渕英里可、凛美、内田慈、クノ真季子、竹財輝之助、他
監督・脚本 : 内藤瑛亮
パズル、ミスミソウの内藤監督最新作です。
夫と娘の萌花と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃。家庭に恵まれなかった彼女にとって、夢に見た幸せな家庭。
しかし、ある日外出中の萩乃に萌花の悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。
慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きな鋏を握りしめた見知らぬ少女の姿だった。
その少女の名前は【ちーちゃん】
かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった。彼女の存在が、一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた「毒」を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる。というストーリー。
約束された面白さではありましたが、良かったですね。好きな作品でした。
見ていて、主人公が萩乃というのが意外でした。てっきりちーちゃんが主人公かと思っていたので予想と違ったところも良かったです。
予告からホラー映画感満載だったので心配だったんですが、ホラー演出もありつつちゃんと内藤監督らしい作品で安心したのと共に良いものを見れた幸福感もありました。
ミスミソウとかと比べるとグロは控えめかなと言った感じですが芯がしっかりとあったのでグロ少なくても全然満足感がすごいです。
タイトルにもある毒娘、恐らくちーちゃんのことだと思いますが、ちーちゃんが毒娘になったワケやちーちゃんの考えていること、行動など凄く奥が気になります。
ちーちゃんという名前で単行本が発売されたのですが、内藤監督の原案で押見修造先生が漫画を描かれてて気になり即買ったので読むの楽しみにしてます。
漫画は映画の前日譚との事で、本編との繋がりもありそうでしたので映画の一部として期待しています。
あまり本編について触れるのは全部ネタバレになりそうで嫌なんですが、物語始まってしばらくずっと、なんか色々と違和感を感じるんですよね。その違和感が段々解消されていく感覚とか終盤に向けて盛り上がっていく感じとかが見ていて全く飽きないんですよね。
ちーちゃんと萌花の関係性も心理的に色々見方が変わってくるので仕掛けも面白いと思いました。
宣伝的には赤のイメージが強く、本編も「赤」がたくさん使われていたのですが、僕が気になったのは「黄色」でした。どういう意図で入れていたのか定かではないんですが、すごく演出意図を感じて考察を見漁ってしまいました。
納得いく解釈もありましたがどうなんでしょうか。
現代における様々な多様性がちーちゃんやその他の奇妙な化け物を産んでしまったのかもしれません。
第二第三のちーちゃんは案外身近にいたりして。
事前情報ほぼ入れてなくてPV見たくらいだったので気づかなかったんですけど、伊礼姫奈さんがちーちゃん役で、めちゃくちゃ驚きました。推し武道の実写で舞菜役やってた時、キラッキラのアイドルですごい役者だとは思ったんですが、今回の役がギャップと相まってゾワッとしました。
萌花役の植原さんは存じ上げなかったのですが、アンニュイな表情もできて美形で、これから活躍必至の役者さんという感じでした。
いやちょっともう1回見たいな
公開劇場少ないんですが見れる方は是非!
音楽
まとめ
とりあえず今年暫定1位ですかね。
こういう作品好きなんですよほんとに。
配信系の作品あまり見れてないのでおすすめあったら教えてください。
韓国版寄生獣とか忍びの家とかも見ようと思ってるし、今期のドラマも早く見ないとな
忙し忙し〜
次回の更新は4/26を予定しております。
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