見出し画像

女性ASDの自分が、同性が苦手な理由を考える

世の中には、男脳と女脳があるように、男性と女性はコミニケーションスタイルが異なります。

女性のコミニケーションスタイルは、感情の共有・共感が目的です。日常の自分がしてきたことに対する体験を共感し合います。話題も次々とテンポよく展開していきます。
最近の流行りや、ファッション、オシャレ、スイーツやグルメ、何気ない日常、愚痴などについて共有しあいます。基本的に、何かを深く狭くではなく、議論や、アドバイスは求めず、広く浅くいろんな話題に同調・共有し合う感じです。また、お互いの顔色や空気を読み合う傾向が強いのではないか…?と、思います。


対して、ASDの興味関心は、深く狭くだと思います。
当事者達は、強く興味を示した事には人一倍情熱注ぎ、中には専門的な知識を身につけ驚かせる人も多いかと思います。
例えば、ファッションやオシャレに興味があるなら、好きなスタイリストやブランドについて深く探究し、スイーツやグルメなどに興味を持つなら、どういう工程で作られたのかや、産地や歴史、材料について調べる感じです。何気ない日常についても、『チコちゃんに叱られる』的な感じの何か雑学を身につけたり、愚痴や悩みについては、解決策をあれこれ考えます。

ASDは、興味無い話題にはついていけなく、感情を滑り込ませるのが苦手…余計なアドバイスをしてしまう、相手がどう感じるのか想像できなく、自分の興味関心をそのまま伝えてしまう、そして、かなりマニアックな話題で相手を困惑させてしまう、余計なアドバイスや批判をしてしまう、などが起きてしまうのでは無いか…?と、思います。

女性とのコミニケーションスタイルが対極的であります。

私も、女性とのコミニケーションより、男性とのコミニケーションが楽だったりします。
興味関心ない話題には、ついていけませんし、話題がテンポよく次々と展開していくことに、思考の切り替えが上手く出来ません。
特定の分野を狭く深く突き詰めていきたいです。興味を示す振りや共感するフリも分からない。空気を読むのが面倒、愛想笑いも出来ない、相槌苦手、身振り手振りが苦手、社交辞令を言ったり本音・建前を使いわけるのが苦手、自分も言わない、色んな人に良い顔するのが苦手だったりします。

女性ASDは、同性から、落ち着いてる、生意気、天然、ぶりっ子だと、思われることもあるかと思います。

ASDは、意味を求める傾向にあるので、感情を共有し合いたい女性とのコミニケーションが苦痛になると思います。

私は、同性とのコミニケーションより男性とのコミニケーションが楽な理由に、上記の女性特有のコミニケーションスタイルが苦痛に感じてしまう傾向にあるのかと思います。

女である以上、同性とのコミニケーションは避けられない場合も少なくはないかと思いますが、難しく感じてしまいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?