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失言に苦しむASDには、図太い人との交流がおすすめ

ASD当事者には、失言に苦しむ人が少なくはありません。
他者視点での想像力の弱さから、わざとじゃないのに、人を傷つけたり怒らせるなどし、誤解を招き敵をつくる結果になってしまいます。当事者も、罪悪感で苦しみ孤立していくのです。
メンタルが不安定な人も少なくはなく、ネガティブ連発し不快がられたり引っ張ってしまうこともあるでしょう。
ADHDを併発していると、衝動性も相成り悪魔合体してしまう最悪なケースもありますし、人との交流を希求してしまう場合もあると思います。

私も、最近、LINEで失言を衝動的に発してしまい、色々良くしてくれ親しくしていた友人を失ってしまいました。一番の理由が、創作意欲がなくなり、人間不信になりメンタル不安定で当たり散らしちゃったんですよね…:( ;´꒳`;):
もうその人とやり取りすることは、二度と無いでしょう。相当、傷ついたし怒ったことでしょう。その人は、優しく繊細でしたので、もし関係を継続したとしても、これから先、相手を引っ張ってしまう結果になっていたと思います。今まで、ちょくちょくあったので…

私は、今までの失言癖と周りの反応から、人と距離を縮めていくにつれ怖くなり話すことも思いつかなくなります。そして、いざ距離を縮め発信すると唐突に余計な発言をしてしまうのです。
それは、他者視点の欠如も相成って、引き起こされる悲劇なのです。

では、ASDは、どんな人と交流すれば良いのでしょうか?
それは、図太い人がおすすめなのです。
図太い人は、失言やネガティブな感情、怒りに引っ張られることがありません。細かくもないですし、相手に共感を求めることもないです。怒る事はありますが、怒りを引きずることもないです。
メンタルは安定してますし、自他境界がハッキリしてます。自責の念にも囚われません。
ですので、ASDは一緒に居て変な気遣いをする必要がないのです。

私の身近に図太い人がいます。
私は、彼をよく悲しませたり怒らせてきましたが、10年以上関係を継続してきました。
ここまで継続出来たのは、彼が図太い以外、他ならないことでしょう。
彼は、メンタルが安定しており、私の失言やネガティブに引っ張られることがありません。そして、変にこちらに気を使わず、ハッキリ物事を言ってくれます。
それ故に、私は安心出来るのだと思うのです。

父も、ASDの疑いが濃厚であり失言が多い傾向にあります。
今まで、よく場の空気を凍らせてきました。何故、母がそんな父と関係を継続できたかと言うと、母が図太いからであります。
父は、繊細な人とは全く上手くはいかないでしょう。泣かせてしまったりカサンドラにさせる、恐れがあります。
母は、メンタルが安定しており気に病む事はありません。気が強くハッキリ物事を言う傾向にあります。相手に共感を求めません。

余談ですが、
カサンドラ界隈の人は、人一倍優しく繊細なんだと思います。だから、ASDの失言に不快に感じたり時にはグサリと胸に突き刺さるのだろうと思います。更に、一緒に共感出来ないASDに辛くなるのでしょう。

ASDは、繊細な人と接する時は、極力細心の注意を払うようにしましょう。

自分は、ASDだからといって、人との交流を避けるのではなく、自分の失言の傾向を分析していくと良いです。

そんなASDにとって、図太い人とのコミニケーションはこの上なく楽なのです。
図太いからといって、何でも言って良い訳ではなく、相手の立場も考えるようにしていけば、ベストな関係を築けるのではないか?と、私は思うのです。


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