牡丹が見頃となる季節。半日ほど時間があるなら、長谷寺に立ち寄った後、天丼を食べに行くのがオススメ。

長谷寺は、園庭に牡丹が咲く人気のスポット。その後、江ノ島電鉄線に乗れば、「てんぷら大石」に直行できます。この店の天丼は、鎌倉随一の美味しさ。効率良く最高の半日を過ごせます。

長谷寺

晩春の長谷寺を訪れると、一年を通じて「花の寺」として親しまれる古刹の情趣が感じられます。
参拝路には、仲良く寄り添う三体の「良縁地蔵」が置かれ、和やかな微笑みを見せています。
観音堂には、日本最大級の木彫仏である十一面観音立像が安置されています。
山腹にある見晴台からは、鎌倉の海や街並みが一望できます。裾野に降り、「百花の王」に相応しい風格で咲く、大ぶりの牡丹を眺めていると、心華やぐ気持ちになれます。

寺院を後にして7分ほど歩き、長谷駅から江ノ島電鉄線に乗車。所要４分ほどで鎌倉駅に移動し、駅から８分ほど歩くと「てんぷら大石」に到着。

てんぷら大石

この店の「旬の天丼」は、バラエティに富んだ素材が載る豪華な一杯。
香り高い胡麻油で揚げられた具材は、上品な仕上がり。
鮮やかな彩りで、プリッとした海老や、シャキシャキとしたアスパラガスの歯応えが良い。

５月初旬の近場巡りでは、「長谷寺」から「てんぷら大石」を周る半日旅が、この上なくオススメ。

是非お出かけください。