インスタ日和 §06 2月10日
冴え返る季節。半日ほど時間があるなら、由比ヶ浜に立ち寄った後、蕎麦を食べに行くのがオススメ。
由比ヶ浜は、穏やかな波が寄せる風光明媚なスポット。その後、江ノ島電鉄線に乗れば、蕎麦の名店「松原庵 青」に直行できる。この店のぶっかけ蕎麦は、鎌倉随一の美味しさ。効率良く最高の半日を過ごせます。
由比ヶ浜
冬の日差しが眩しい由比ヶ浜を訪れると、海面がキラキラと輝き、春の兆しが感じられます。浜砂は、粒が細かく揃っており、サラサラとした触感。海辺は、平坦で歩きやすくなっています。
近接する鎌倉海浜公園には、鎌倉幕府の第三代将軍である源実朝が詠んだ句碑が建っています。
『世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまのを舟の 綱手かなしも』
平穏な日常が永遠に続くことを願う一首。際立った感性を持つ名手の作品に思いを馳せると、中世の海を眺めているかような錯覚を覚えます。
海岸を後にして6分ほど歩き、由比ヶ浜駅から江ノ島電鉄線に乗車。所要18分ほどで腰越駅に移動し、駅から3分ほど歩くと「松原庵 青」に到着。
松原庵 青
この店の「小田原ちくわと春菊のぶっかけそば」は、揚げたての天麩羅が載る食べ応えのある一杯。
丁寧に手打ちされた蕎麦は、細めに切られており、旨味を感じるつゆとよく合います。
打ちたての風味が瞬時に広がり、滑らかな喉越しを堪能できます。
2月上旬の近場巡りでは、「由比ヶ浜」から「松原庵 青」を周る半日旅が、この上なくオススメ。
是非お出かけください。
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