見出し画像

写真を作品として完結する

土曜日に美ヶ原て撮影した写真を工房在庫のフレームで仕上がりをシミュレーションしてみました。写真を作品として飾る!ずっとそれを提唱してきたボクの想いと写真工房 道の仕事をプロフィールの意味で最初の投稿に書いてみます。

「なーんだ、写真かー…」「絵だったら欲しいけど…」ずっと写真展を続けてきてそんな言葉を何度も浴びてきた。なんで?と思う。暖房の効いた暖かい部屋でコーヒーを飲みながら空想で描ける絵画に対し、その瞬間に居合わせなければ存在しない写真は、まさに偶然と人の叡智が産んだ結晶なんです。もともと日本では絵画のように写真を飾るという文化が乏しく、記事や文章の添え物として印刷と共に発展してきた。それは写真が得意とする「説明する力」の利便性のせいかもしれない。加えて写真家たちも印刷物になることを最終的な仕事とし、アマチュアもまた雑誌などに掲載されて印刷物になることを至上の喜びとしてきた。プリントしてモノとして展示することを軽んじ安易に印刷、出版に頼ってきた先人たちの罪は重い。ま、時代がそれを望んだからしょうがないけどね😅さらに時代は進んでデジタルとSNSでそれは加速した。

写真工房 道はそれに抗います。

昨日は昨日、明日は明日、再び戻る今日はない~🎶 
さだまさしさんの歌詞ですが、今この瞬間を永遠に留める、それは神にも出来ない人がつくった最高の芸術です。


初めての投稿は本業でもある写真と作品制作について書いてみましたが、森の撮影を通してみてきた自然観や森からの視点で気づいた常識のウソ、社会の矛盾、そしてそんなカタイ話題ばかりじゃなく、旅や映画や今ハマってることなど…知識じゃなくボクの価値観でボクの言葉で語ってみたいと思います。


サーペーパーというタイ北部地方の民芸手漉き紙をベースに写真を15mmくらい浮かせています
変形のフレームは水平を気にせず自由にオシャレに飾って欲しいね
同じくサーペーパーをベースにクリの木で
サワラの木を塗装で仕上げました


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?