キモオタ向けファッションガイド2022

■はじめに

この記事は自分で服を買ったことのないようなキモオタが
オシャレというよりも普通になれるよう作った記事である。
対象は16歳~25歳ぐらいを考えている。

この記事を読んだ一部の者は「出た、量産型」と思うかもしれないが
量産型というのはありふれている、
つまり普通であるということに他ならない。
キモオタからいきなりオシャレになるというのは難しい。
そしてキモオタもまたオシャレというよりも無難な恰好をしたいであろうと考えこの記事を書いた次第である。

また、読者の中には
結局イケメンには勝てないんだから意味なくない?服よりも着る人でしょ
と考えるヤツもいるかもしれない。
しかし、それは間違いである。
いや確かにイケメンには勝てないし、服よりも着る人だというのは間違っていないと思う。
だが、普通のヤツには勝てるかもしれない。
この世の顔面偏差値のボリューム層は普通のヤツだ。
そんなボリューム層に勝てるというだけでやる価値はあるんじゃないだろうか。
そして、これだけは言えるのだが身だしなみを整えてないときの自分よりは絶対にマシである。

恋愛面以外でも身だしなみは大切だ。
友達を作る場面においても見た目による第一印象で足切りラインが存在していて、そこに落ちたものは友達になることはできない。
もちろんこれに異議があるヤツもいるだろうがソイツはよっぽど人がいいか、それを認められていないだけのヤツだ。

つまり、おとなしく身だしなみを整えようということだ。

■小物類


まず第一にメガネは絶対にはずそう。
コンタクトにしよう。
もちろんメガネを使ったオシャレな恰好というのは存在する。
しかし、それは髪型、服装が整っているヤツがやるからオシャレなだけであって、それが揃っていないとただのダサいやつになるだけだ。
ブレスレットや指輪、ネックレスなどのアクセサリーも同じ理由で今はやめよう。

また、病気の都合上などでどうしてもコンタクトにできない、どうしてもメガネをかけたい人は細いフレームの丸メガネをかけよう。

丸メガネ


この際に銀フレームや黒縁の四角いメガネをかけることだけは絶対にさけよう。
必ずオタクっぽくなってしまうからだ。

やめたほうがいいメガネ

■髪型

オシャレな人はインスタ等で探すようだが最初のうちはどう検索すればいいか分からず混乱してしまうだろう。
なので今回はホットペッパービューティを使おう。

見ての通り明らかにふざけた髪型もあるがそれは自分で気づいて避けられると思う。
ここのヘアカタログを使い、気に入った髪型の写真を最寄りの美容室で見せよう。
ここで注意してほしいのが必ずその写真を見せることだ。
ブサイクなのにこんなイケメンのようにしてほしいというのは恥ずかしいと感じるかもしれない。
しかし、必ず写真をみせて注文するようにしよう。
髪型を口頭だけで注文するのは難しく、美容師と自分の中のイメージでずれてしまい出来上がりが思った通りになることが少ないからだ。
そして、最初の美容室は緊張する。そんな状態で口頭で注文しようとしてもかえって苦労が増えてしまうだろう。
おとなしく写真を見せることが肝要だ。

オススメの髪型は以下の3つである。


センターパート


マッシュ


アップバング

筆者としてはセンターパートが特にオススメである。
理由はセットが簡単だからである。
髪を濡らして真ん中に分けた状態で乾かす、大体それだけである程度形になってしまう。

髪を切ってセットしてもらった時はかっこよかったのに自分でセットしようと思ったらうまくいかない、なんてことはあるあるだと思う。
セットがどれだけ楽かというのも大切である。

しかし、髪質次第では上記の髪型は無理なこともある。
自分の髪質も考慮して髪型を選ぼう。

また、この際に眉も整えてしまうことをオススメする。
眉を自分で整えるというのは案外難しい。
美容室には大体眉カットのメニューもあるので頼んでしまおう。

そして、ここからが一番重要なのだがきちんと美容室に通うということだ。
せっかく整えてもまた伸びてしまっては台無しだ。
ちゃんと1か月から1か月半の間に1回は行くようにしよう。

また、最初のうちは髪を染める、パーマをかけるということはやめよう。
理由は小物類のときと同じ理由である。

■服装

ここも本当はインスタを使った方がいいのだろうが髪型と同じ理由で難しい。
なのでWEARを使おう。

WEARにはランキング機能があり、身長も載っている。
上位の中から自分の身長に近い人を選び、まるごとそのまま買ってしまおう。
マネキン買いというヤツだ。
ここで重要なことが二つある。
一つ目は、できるだけそのまま買おうということだ。
もう売ってないものは仕方なく似たものを探すにしても、
基本的に最初のうちは絶対にアレンジは加えてはならない。
そのコーデと同じものを買おう。
そして二つ目は柄物などの派手なモノは避け、無地でシンプルなものを選ぼうということだ。
なぜならば着回しがきくからだ。
他のコーデでも似たようなアイテムを使っていてそのまま流用できることが多い。
できるだけシンプルなものを買おう。

私服を着る頻度にもよるが、ひとまずシーズンごとに3セットぐらい買って、そのあとは都度買い足していくという程度でいいと思う。

※もし半ズボンを履きたい場合は絶対にすね毛を脱毛しよう。

■デブ向け


デブは痩せよう。
はっきり言ってデブは損でしかない。
もう本当にゴチャゴチャいってないで運動をして食事制限をしよう。
デブもいいって言ってくれる人もいるよとか言ってる場合じゃない。
もちろんそういう人もいるが、それは少数だ。
ただでさえキモオタなのにそこからさらに狭い土俵にいくことはない。
本当におとなしく痩せよう。

ただ、どうしても痩せられない場合は休日課長を目指そう。


休日課長


休日課長とはだれか。
ゲスの極み乙女のベーシストである。
めちゃくちゃオシャレである。
どうしてもという人は休日課長の系統を目指そう。


■最後に


感づいている読者もいるだろうが筆者はクソキモオタである。
もう全然なにもかもうまくいっていない
機動戦艦ナデシコやパトレイバーが好きな限界異常男性といったところだ。
正面からブサイクだなぁといわれることもある。
しかし、服装は整えてよかったと思っている。
なぜならブサイクとは言われてもダサイといわれることはあまりなくなり、
初対面の人から明らかに見下したような態度をとられることが体感できるレベルで目減りしたからだ。
もちろんコレは筆者の思い込みだけの可能性があるが、
そういった卑屈な思い込みを消せる程度には自信が手に入る。

そんなことにお金をかけるなんてもったいないという人もいるが、
それは誤解だ。
確かにファッションというのはハイブランドやヴィンテージを買いあさり自己満を追求しだすととてつもなくコストがかかってしまう。
しかし、無難というラインを目指すだけなら年に数万で印象を劇的に向上できる、とてつもないコスパのいい買い物だ。

随分と長くなってしまったがここでこの記事をしめようと思う。
読者のキモオタライフに幸多からんことを。
それではさらば。

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