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生体肝検査・・・検査前とは

まず、朝食抜きで病院に行きます。朝9時ごろベットが用意されます。術前の血液検査です。しばらくするとベッドに乗せられたまま手術室に運ばれます。手術のあとは起き上がってトイレに行くことができないので、トイレを済ませておきます。どうしてもしたい人はナースがオマルでさせてくれるようですが、普通嫌です。

全く自覚症状のない健康体なので、歩いてでも移動できるのに、ベッドのまま運ばれることで返って緊張しました。

手術室と言っても、かなり小さい部屋でした。ライトが当たって、右脇背中側を消毒します。

医師からの説明で、「麻酔を何度か打ちます。ちかっとしますが、だんだん痛くなくマリます。リラックスしてください」とのことでした。

「最初は皮膚の下に打ちます」
お腹の皮の真下あたりに打ちます。チカっとしました。

「次に皮下脂肪の下に打ちます」
あまり感じなくなってました。

「もう一度打ちます」
多分深いところでしょうが、感じません。

「最後です。」
この時、麻酔を打った注射器で肝臓の一部を取り出したみたいでした。
目の前で血の塊が入った注射器から、保存用の容器に移されています。
私の場合は、一箇所でした。

こんな感じでした。

てきぱきと止血処置がなされ、巨大な絆創膏が貼られました。
「終わりましたよ。」

30分程度でした。

そこから、ベッドに寝たまま部屋に戻ります。そこからが辛いところでした。
6時間、寝たままで絶飲食です。水も飲めません。朝からご飯食べてないので、夕飯どきまで寝てるだけです。前述したようにトイレにも行けません。

30分後に看護師さんが、様子を聞きに来てくれました。
最初は「痛いです。鈍痛というか。ジリジリする感じがします。」と訴えました。

1時間たった時の方が痛みというかだるさを感じました。
2時間経つと、なぜか痛くなくなりました。
3時間経つと、楽になりました。

看護師さん曰く「麻酔の影響がなくなったので、楽になったんですね」とのことでした。麻酔の影響がなくなったら痛くなるのかと思ったのに楽になるのは意外でした。最初は寝返りがしずらい感じの鈍痛でしたが、だんだん身体を少し斜めにするくらいできるよにうになりました。

6時間経過、「トイレに行かせてください」と最初に言いました。看護師さんが付き添ってトイレに行きました。とてもスッキリしました。
そして食事ですが、コロナの影響で夕飯の取置きができないとのことで、売店で買った菓子パンを食べました。

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