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逆行視聴STATEMENT

・「PROJECT IM@S vα-liv LIVE -THE LAST STATEMENT!!!」を見ました。(滑り込みすぎる)

・vα-livは、存在こそ知っていたものの、これまで追いかけてはいなかったブランドだった。なんとなくプロジェクトの概要は知っていたため、知っていながらスルーするのは気が引けると思い、結局勢いのままにチケットを購入した。

・全くの初見でライブを見るのも……と考え、まずはYouTubeにあがっている『200秒でわかる』を3人分見てみることにした。

・この時点で既に、上水流宇宙さんにかなり惹かれていた。なんか、すごい面白い人だな……。

・いよいよライブを見始める。まず驚いたのは画面に映る3人の姿だ。モデリングのことは詳しくわからないが、動きがとても軽やかで、まったく3Dモデルっぽくない。表情の移り変わり、髪や服のゆらめきがとてもリアルに感じられる。とにかく、3Dモデルの動きを通じて人の動きを見ている、という感じがまったくしないのだ。これは早くも期待が高まる。

・……OH MY GOD!!?確かにあり得るかぁ……ビックリしたぁ……。SHHisのL@YERED WINGに収録されている本曲。何度か実際にライブで見たこともあり、とても好きな曲だ。原曲をよく知っているからこそ、ここでの二人のパフォーマンスが、単なるSHHisの真似では決してないのだということがよく分かる。

・純情Midnight伝説だ!!まさかこの曲のライブver.をここで聞くことになるとは……。高校生の頃、友人とシャンシャンしていた記憶が甦る……。

・太陽キッス!!?すごいな、太陽キッスを一人で……?
TGSで果穂とのやり取りがあったことは、うっすらと聞いてはいたけれど、この人にとって本当にとても大きな出会いだったんだな……あとでチェックしておこう。

・しゃ、シャイノグラフィ!!!!???先週6th横浜公演に行っていた人間にとっては、致死量になり得るセットリストだ。
ヴイアライブとしてのシャイノグラフィか……。これまで自分の中でこの曲は、283プロの28人のことを歌い表した曲としての印象が強かったけれど、誰かにとっての大切な記録を表した曲にもなるんだな……。ステージを通して、楽曲の新たな一面も見られたような気がして、少し嬉しくなる。

・電波感傷だ!!!?なんでもありかよ、すごすぎるセットリストだ。

・ボーカルブロック。ここに至るまで、既にかなり歌唱力の凄さは見えていたが、このブロックではさらに、「聞かせるパフォーマンス」という一面を強く感じた。自分がよく行くシャニマスのライブ(とりわけ現地での参加)では、音、コール、ペンライト、キャストの方の表情、ダンス、映像など、同時に複数の要素を可能な限り取り入れようと必死になっている場面が多い。そのため、あらためて「歌声を聞くこと」に集中してパフォーマンスを見る体験は、とても沁みるものがあった。
上水流さんの選曲に、なにやらただならぬ思いがあったことが印象的だ。このライブにおいて、vα-livというプロジェクトに参加している人が選ぶ、如月千早の楽曲。そこに込められた思いは、相当なものだったのだろうと推察される。あとでその辺りのこともチェックしなければ……。

・vα-livとしてのオリジナル楽曲、リローディング。カッコイイ曲だ……かなり力強い詩が連なっている。1年間という時間を通じて磨かれた覚悟が宿っているのかもしれない。


・彼女たち3人は、アイドルマスターの世界に息づき、この世界に生きている。
今回のライブでは、普段自分がライブを観ている時に感じるものとは種が異なる、体温のような生身の熱を感じた。アイドルという偶像、キャラクターとキャストとが作り上げるステージと、生身のアイドルたるvα-livの3人が作り上げるステージとでは、やはり何かが違っているのだろう。ステージという遠い場所に立つ3人が帯びているリアリティには、ほかのどのブランドのアイドルたちとも違う重みがあった。

・自分は投票の結果を知った上でこのステージを見ていたけれど、「これが最後かもしれない」という思いが常に傍らにあるステージだったのかと思うと、なんだか胸がギュッとなってしまう。
限りなく業に近い、凄まじい企画だ。vα-livの3人をはじめとして、このプロジェクトを立ち上げ、共に走り抜いた全ての人たちに敬意を表したい。


・結果発表が終わったのも束の間、メッセージが流れる。だ、誰!!?

・…………大変失礼いたしました。存じ上げております。
よもや、という展開だ。頭を金槌でゴッと叩かれたかのような。既存のIPとの連関をどのように作るのかというところでの、この展開。なんと周到な策、こちらとしては天を仰ぐほかあるまい。

・……とても良いステージだった。候補生としての最後のステージ、そしてアイドルとしてスタートラインに立つその瞬間を見届けることができて、本当によかったと感じている。

・社長も2ヶ月後と仰っていたし、876プロからのデビューまでにはもう少し時間がありそうだ。まずは上水流さんの配信や、vα-livの公式チャンネルの動画から見てみようかと思っている。

・ところで、これは完全に余談なのだけど、上水流さんの誕生日と自分の誕生日が、なんと一日違いだった。
『乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない……』
いつかどこかの会場で、「会いたかったぞ!上水流宇宙!」と心の中で叫ぶことができる日を楽しみにしている。


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