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ビジネスは三方良しが良い

こんにちは、しがサラです。

本日は、ビジネス上における「三方良し」の考えを解説していきます。

私はこの三方良しの考え方がすごく好きです。

本題に入る前に、
なぜ、これを書こうと思ったかを初めに書いておきます。

先日、以前お世話になった転職エージェントの方とお会いする機会がありました。

そこで、色んな話に花が咲いたのですが、

エージェントの方から、

「しがサラさん、当時はエージェント会社を弊社とA社の両方を登録されてましたけど、なぜ私どもの会社で決めてくれたのでしょうか?」

と不意に質問されました。

よくあるビジネスライクな質問です。

もちろん担当者の方×求人で決めたのでその旨はお伝えしました。

しかし、実はA社の担当者もすごく良い方でした。
その担当者の方は、自分の立場や会社を差し置いて、私に良い求人を紹介してたり誠意のある方でした。

ただ、どこか信用ができなかった違和感がありました。

「自分の立場や会社を差し置いて」

ここが三方良しの考えからは少し引っ掛かる所でした。

別に私に良い求人があればそれで良いですし、エージェントの方が求職者に向き合うのは素晴らしいことです。

しかし、自社利益を生まないことには会社として成立しません。

決して悪く言う訳ではないですが、A社の担当者の方は「置かれている環境や立場が変われば、違うことを言う人」に私は見えました。

実際は違うのかもしれません。

ただ、転職エージェントとしては「自社・求職者・求人を出す会社」この三方良しをバランスとらないといけません。

私は、そのような視点で信頼が置ける人かどうかを判断していました。



前置きが長くなりましたが、三方良しの基本的な考え方を解説していきます。

今回は一般的な考え方を解説しています。

◆「三方良し」が意味する状態。
企業、社会、環境の三者が共に利益を享受する考え方。


企業の視点

企業は利益追求だけでなく、社会的責任を果たすことが求められます。

従業員や顧客に対して適切な福祉を提供し、地域社会との緊密な連携を築くことで、企業は信頼性を高め、ブランド価値を向上させます。

社会的な影響や環境負荷を最小限に抑える取り組みも、企業の長期的な成功と持続可能性に寄与します。

社会の視点

企業の成功は社会全体の発展に直結します。雇用の創出や地域社会への投資は地域経済を活性化させ、生活の質を向上させます。

企業と社会が連携し、共に成長することで、健全なビジネス環境が構築されます。

社会は企業に対して期待を寄せつつ、企業も社会のニーズに応えることが重要です。

環境の視点

環境への配慮は企業の重要な責務です。

持続可能な経済活動を通じて、企業はエネルギーの効率的な利用、再生可能エネルギーの導入、廃棄物のリサイクルなどに取り組みます。

これにより、企業は環境への負荷を軽減し、地球環境の保護に寄与します。

環境への取り組みは企業の信頼性向上だけでなく、将来の資源確保にも繋がります。


以上が、一般的な三方良しの考え方です。

この考え方はミニマムにスケールを変えると、日々の業務でも活用できます。

例えば、人事施策を考えるうえでの三方良しの状態は

・会社
・従業員
・人事部門

が幸せになることが理想ですし、

営業担当者の場合は、以下の通りです。

・自社(利益)
・顧客
・営業マン

全ての人がWin-Win-Winである状態が理想でしょう。

このように物差しを変えれば、経営層でなくとも活用できますので、ぜひご参考にしてみてください。

今回のテーマについてどう思われましたか?

皆さんの経験や意見もお聞かせいただければ幸いです。

また、解説してほしいテーマについてのご希望や質問もお待ちしています。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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