西武ライオンズに三連勝！

今回の三連勝は運も味方につけた三連勝でした！

今回ピックアップしたいポイントは

・運が良かった！ジャイアンツの三連勝！
・ジャイアンツ多彩な攻撃
・今週の戸郷投手

【運が良かった！ジャイアンツの三連勝！】

まず初戦の３点目に注目してほしいです。
この３点目は大城選手のスクイズで得点したのですがそれに繋げる中でめちゃくちゃラッキーだったプレーがあります。それは無死一塁での秋広選手の初球セーフティバント。結果ファールになりましてその後７球粘って四球を選んだのですが、実はセーフティバントを試みた時にガッツリと左足がバッターボックスからはみ出してました。本来バッターボックスからはみ出してバットにボールを当てた場合はフェア、ファール関係無く反則打球でアウトになるのですがグランドにいた選手(西武)が気付いておらずそのままスルーされてしまい結果この打席は四球で出塁し大城選手のダメ押しとなるスクイズに繋がりました。

そしてもう一つは３戦目の７回裏。二死一二塁から大城選手のセンター前タイムリーヒットで同点に追い付いたプレーですがその前のプレーに注目してほしいです。一死一二塁で中田選手のサードゴロを5-4-3の併殺ではなく、二塁ランナーの重信選手にタッチしにいった分一塁への送球が遅れてここで併殺が取れなかった。
その後二死一二塁で大城選手にセンター前のタイムリーが出て巨人が同点に追いついた。
本来であれば中田選手で併殺打となりこの回も無得点になったであろう場面ですが重信選手の走塁等も絡み本来取れてたアウトが西武側がとれずにジャイアンツの同点に繋がった。

この二つのラッキーがジャイアンツの三連勝、前のカードからの５連勝に繋がったなと思います。

【ジャイアンツ多彩な攻撃】

西武との３連戦では３試合でそれぞれホームランもあり、更に２つのスクイズも決めて色々な形で得点をする事ができました。
そんな中で注目したいのが２戦目の２回裏、一死満塁から戸郷投手のスクイズで先制したプレーです。満塁でのスクイズはホームがフォースアウトになるため中々簡単な物では無い上に打者が投手の戸郷選手ということもありバントが得意として無いだけにおそらくその場にいた全員がスクイズは無いと思ってたとおもいます。ライオンズとしてはどうやってゲッツーを取るかを考えてる中で３球目にスクイズを仕掛け、見事に転がしスクイズ成功でジャイアンツが先制！このスクイズ成功で良かったのは、戸郷投手が決めた事、そして皆んなで繋いでもぎ取った先制点だった事です。
個人的に一番良かったのが中田選手。無死一塁から11球粘って四球を選んだのは相当良かったです。ヒット以上の価値があったかと思います。
続く大城選手のバントも良かった。このバントで相手投手のエンス投手がバント処理があまり上手で無いことが見えたので戸郷投手もあまり気負わずにピッチャー前へスクイズを転がせたのかなとも思います。
ホームランだけでなく、全員で繋いで取る得点も沢山出て、多彩な攻撃めちゃくちゃ良かったです。

【今週の戸郷投手】

今季一番良かったかと思います！
変化球が完全に戻ってきたなと思います！
空振りを取るフォークに打たせるフォーク、更にスライダーにカットボール。そして150を超える速球と素晴らしかった！
投球内容で気になるといえば６回で球数が116球という所かなと思いますが、それも僕個人としては素晴らしかったと思います。
何故なら、昨年までの戸郷投手は解説者がよく「ボールが暴れてる」と表現してまして、どういう事かというとストライクゾーンの中でボールが散らばってるという事です。決してコントロールが良い訳ではないのですがほとんどがストライクゾーンの中で散らばるので打者としても読みづらい所があり中々打てずフォークで空振り三振というのが多かったのですが今季はコントロールが大分良くなり臭い球を投げれる様になってきました。なのでストライクゾーンギリギリの駆け引きなどが増えてきてピッチングの幅が広がった分それだけ球数も要するようになってきてます。
つまりコントロールが良くなりまた１つ階段を登ったピッチングだったのと思います。
ここから更にコントロールが磨かれれば今後戸郷投手無双状態も近いかもしれません！