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子どもに教えるべきSNSとの付き合い方

 子どもがスマホを持ちたいと言い出したら、あなたは、
   どのようなことを注意すべきか?
を教えることができるでしょうか?
 フィルタリングつければ大丈夫!?
 いやいや、ガキ共は、フィルタリングを突破する方法を見つけるんですよ。
 それよりも、
    絶対に守ってほしいこと
を教えることが大切だと思うんです。
 また、最後は、自分で判断する力を持てるようにならなければいけないと思います。
 ここから、私の義理の姪っ子たちがスマホを持つにあたり(小学校高学年)、授業した内容をベースに記します。
 これからスマホをお子さんに持たせようとしている方、持たせてるがちゃんと話し合っていなかった方は参考になさってください。
 ただし、ハードモードの内容も盛り込みます。
 現実を知って欲しいからです。(子どもにあえて伝える必要はありません。)


●絶対に守らせること

・プライベートゾーンの撮影は禁止

 「プライベートゾーン」という言葉を聞いたことがありますか?
 胸部や陰部について説明する際、「水着で隠れている部分だよ。」と表現すると話しやすいのではないでしょうか。
 「プライベートゾーン」は、あなた(=子ども)だけの大切なものと伝えましょう。
 むやみに、
    触らさせていけない
    見せてはいけない
ことをまず教えましょう。
 そして、絶対に「プライベートゾーン」を
    撮影しない、させない
ということを教えてください。
 この点に例外はありません。
 撮影するということは、ネット社会ではいつ流出するかわかりません。
 一度流出すれば、デジタルタトゥーになります。
 消しても、消しても、本当に無くなったかわからない不安を一生抱えることになります。
 今どきの女の子は、ハメ撮りを安易にさせすぎなんです。
 これは、男の子を持つ親も、大切な人だと思うなら、その人の裸を撮影することを要求してはならないと教えないといけません。(相手が未成年なら同世代であっても児童ポルノ禁止法に抵触します。)
 また、男子に多いのですが、女性を装ったアカウントからオナニー動画を送り合おうと誘われ、自撮り画像を送ってしまうケースがあります。
 だいたい拡散すると脅されます。
 また、同級生が捨てアカを使って、友達を陥れるケースもあります。

 ↓性教育で参考になります。


・SNSで知り合った人とは会わない

 SNS、特にネットは、匿名であることを認識させましょう。
 アカウントのアイコンに顔写真があろうとも、本人のものかわからないということを教えましょう。
 SNSで知り合って、会った結果が、下記の座間事件です。(マジで殺されることがある)
 またグルーミングという言葉をご存知でしょうか?
 ネット、SNS上で甘言、相談に乗る振りをして成人が未成年者を手なづける行為のことです。
 このように、SNS上で知り合った者と会うことにはリスクがあります。

 とは言っても、今やビジネスではSNSを通じた関わりが一般的になり、これから益々盛んになるでしょう。
 そのため、最終的には、自分の判断・嗅覚が重要となります。
 いろいろな人間を見て、酸いも甘いも噛み分けた成人になったあかつきには、自己判断で会うこともあっていいかもしれません。
 しかし、未成年の間は、自分で責任が取れない以上、SNSで知り合った人とは会ってはいけないと教えましょう。


●各家庭の考えで教えること

・ネットリテラシーを高める

 ラインなどのやり取りでも注意が必要だと教えましょう。
 SNSの特性で、メッセージが直ぐ送れる、直ぐに伝わることが挙げられます。
 そのため、自分の意図したこととは違う意図で相手に伝わり、トラブルに発展することがありうると教えましょう。
 表現、内容など受け取った相手がどう感じるかということを常に考えるように意識付けさせてください。
 次に、SNSのキラキラ注意。
 SNSは、写真加工、生活の一部の切り取りで過度にキラキラさせていることを教えましょう。
 自分の人生を生きることを意識させましょう。
 痩せている写真に刺激され、ダイエット→拒食症になる子どもがいます。

・発信で気をつけること

 SNSで発信をするなとは今や言えないと思います。
 そのため、発信に関して注意することを家庭出話し合いましょう。
 特に個人情報が特定される内容の発信には注意です。
 SNSの文言、写真から簡単に住所など特定されてしまう時代です。
 様々な角度から分析すれば、いつどこで誰といたかなどネットの向こうの人間には、簡単にわかってしまいます。


 以上、ここに記載以外にも各家庭で話し合っていただければと思います。
 最後に、親が永遠に子どもを守ることはできません。
 大切なことは、子どもに何が大切か、何が危険なことかを判断できる能力を持たせることだと思います。

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