見出し画像

メイクをやめる。

すっぴんで街へ出ることに抵抗がある人がどのくらいいるだろう?

私たち女子はどうしてメイクをするのだろう?

そもそもメイクしていない自分のことをどう思っている?

メイクをした自分のことをどう思っている?

昔奥二重が嫌でアイプチを始めたり、

アイライナーとアイシャドウで目の周りをパンダみたいに塗りたくったりしたのは、

自分の目のカタチがキライだったから。


自分の肌やホクロやシミや不完全な部分を隠すのは

不完全な部分がキライだから。


努力して努力して
隠して隠して

完全、完成、完璧を追い求め

で、私、どうしたい?

そうなった時

男性に声をかけられやすくなる私に酔う時もあった。

でも努力した私を認めてくれる人は

私がずっと頑張り続けないといけない相手ということでしょ?

私自身すら、私を認めていないのだから

四面楚歌、私はいつも朝も夜も寝ても覚めても緊張していて

何かに追われている感覚があった。

メイクという魔法は

「今」を認めていないことになるのかな?


本当は私自身にこの不完全な自分でいいよって
認めてほしかった

そのために走ってきた


彼に不完全な自分を見せて
もしいいよと言われても

自分がいやだった

自分が許せないから
言葉が入ってこない

心が見えるのか
それが伝わる

自分を大切にしていない人は
大切にしてくれる人は現れないよね

私がすべきことは
朝バタバタ武装して
仕事にほとんどの時間を費やすことでもなく
夜ゴシゴシ武装を外すときに自分を削ることでもなく
私の本質を愛してあげることだった

メイクに付随してくる全てを数えると
計り知れない量になってくる

メイクは武装だった

武器は増やせば増やすほど
安心ってわけじゃない。

増やせば増やすほど
負担がかかる

何を求めているのか
見えなくなる


メイク、やめれるかな。

どうしてむずかしんだろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?