見出し画像

【卓球】粒高データベース その1

【はじめに】

初めまして、ばりおと申します。
まず、ご覧いただきありがとうございます!!

今回は卓球での粒高選手の現状と用具選びについて書いていこうと思います。
このnoteを書く事になった経緯ですが、粒高という戦型が、母数が多いのに対して情報がとても閉鎖的であると感じていたことから、少しでもオープンな情報になるように記録に残しておくために書く事にしました。
拙い文章ですが、何か参考になればと思います。

↓一応、過去の戦績です(大したものではないですが)

【過去の戦績】
県新人中学団体 3位
県総体中学団体 ベスト4(地方大会出場)
県総体中学 シングルス9位(地方大会出場)
県高校予選団体 ベスト8
県高校予選ダブルス ベスト8

【粒高選手の現状について】

・そして、粒高選手になる

それぞれ粒高ラバーを使う理由は様々だと思いますが、ざっと挙げると

初めて選んでもらったラケットに粒高が貼ってあった
元々裏を使用していたがレシーブが上手く返球できないため粒高を使用することにした
フットワークに限界を感じた

など、おおよそこれらの理由に当てはまると思います、、、
ちなみに筆者は顧問に渡されたラケットに粒高が貼ってありました笑笑
最初はなんやこれ!!!となりましたが粒高で良かったなと感じています。

・中学時代

粒高ラバーというだけで小学校スタートの選手に勝つ可能性が上がることや、地区大会で勝ちやすくなる事、練習相手確保のため、各学校に一人以上粒高選手を育てる学校が多いと思います。
筆者の中学には9人中4人が粒高使用者でした、笑

また、実際にループドライブをしっかりブロックできれば県大会でランク入り、なんてことも普通にあり得ます。そのため、明確な練習方法を提示しなくても県大会で勝つ選手をドライブマンよりも作りやすいため母数自体は相当多いと思います。

・高校時代

ドライブマンも対応力が上がり、中学時代と比べて勝ちにくくなってきているハズで、実際に表や裏に戦型転向する事を勧める顧問も少なくありません。
高校生レベルになると、指導ができる顧問がほぼほぼ存在せず、基礎技術のレベルアップ、裏ソフトを含めた攻撃のギャップで勝ちにいくといった選択肢が漠然とあるだけなので、ここで迷走する選手も多いと思います。

・大学時代、社会人

強打のパワーが増す、さらに無理をしないで卓球する人が増加している事もあるが、練習時間が高校生時代より確実に減っているため、コロッと勝ちやすくはなっている印象です、同じく、コロッと負けやすい感じですかね。
最近、各所で粒高使いが結果を出しているため、嬉しい限りですね

・そして、迷走

各時代に対する個人的な所感を述べさせていただきましたが、おおよそ皆さんこれらの壁にぶち当たっていると思います。
何を主軸に練習すればいいのか、用具はこれで良いのかなど迷走を重ねていることと思います。

【用具選び】

・ラケット

多くのラケットを使ってきた訳ではありませんが、個人的に檜7枚合板、スウェーデン5枚合板はとても相性が良くプレーできると感じています。
現在使用中なのはブルーサンダー555になります。

セプティアーC(Nittaku)

ブルーサンダー555(アバロックス)

スウェーデンエキストラ(YASAKA)

・粒高ラバー


正直紹介できるほど粒高を使っていないんですよね、、、グラスしか使ってきておりませんが、独断と偏見で述べていきます。

正直、グラスとその他の粒高はグラスかそれ以外ほど大きく特性が離れていると感じています。

グラスは能動的に点数をとりにいく事をスタイルにしている攻撃的な粒高スタイルの人はグラス一択だと思います。

他の粒高ラバーだと、変化幅、球質などに違いはあれどある程度相手のミス待ちになる事が多いと考えています。
なぜグラスが能動的であるかというのはドライブをブロックした際の変化幅が一番多く出るのがグラスだからです。

よく勝手にキレるため勘違いされやすいですが、横を取る、押しながらブロックすればナックルにする事はさほど難しいものではないです。
そのため、変化を付けて自分から点を取りにいきたい選手は、グラスを使用するのが無難と思います。

他のラバーとしては、カールP1は粒ドライブを多用する選手が良く使用している印象です。

守備をメインに相手のミス待ち、ひたすらドライブを止めて相手を疲弊させたい選手は低弾系のラバーを使用する印象です。

・裏ラバー

裏ラバーが薄いほど粒高が飛ばないとされているため、サーブのみの使用の方はなるべく薄い裏を使用するのが良いと思います。
裏面や反転を利用する選手は回転量のギャップが出やすいように各メーカーのメジャーモデルを使用するのが良いと感じます。(ラクザ7、テナジー、ディグニクスなど)
球慣れさせないために他の選手が好んで使わないラバーを選択するのも選択肢として有効だと思います。

・ラケット+ラバー

グラスを使用するなら、低弾のラケットは避けるべきだと思います。
グラスの反転性能が弱くなる他、プッシュや繋ぎのボールに勢いが乗らないため、攻撃型のラケットを使用するのが能動的に点を取る球に繋がると思います。

低弾の粒と低弾ラケットについてはひたすら相手のボールを好きな場所に落とし続けられるような組み合わせを利用するのが良いと感じます。

個人の好む組み合わせを見つけて、良い粒高ライフを過ごしましょう!

【最後に】

まず、ここまでご覧下さり誠にありがとうございます!!
粒高について、他の戦型より閉鎖的だと思ったので少しでも多くの情報を残すために書いています。
今回は粒高の扱いと用具について述べましたが、今後は技術やスタイルなどについても少しずつ書いていこうと思っています、これからもよろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?