見出し画像

詰将棋解答選手権にて古賀悠聖六段が優勝

1位:古賀悠聖六段  73点
2位:斎藤慎太郎八段 63.5点

詰将棋解答選手権の満点は100点。
優勝者でも正答率7割ちょっとというのは初めて見た。速報ブログでは選手たちの嘆きの声が届けられていた。

「やばすぎる」
「全然だめでした」
「手応えないです」
「投了です」
「例年よりも難しいですね」

詰将棋解答選手権は2019年まで藤井聡太八冠が5連覇した後、コロナで中止されていた。5年ぶりの再開。詰将棋作家の5年分の想いと大作が出題されて、めちゃくちゃ難化した模様。上記の嘆きとなった。

残念ながら藤井聡太八冠は不出場。名人戦などのタイトル戦との兼ね合いもあり仕方ない。だが、今年の出題については、詰将棋作家から八冠への挑戦状だったのかもしれない。

なお、私は速報ブログを見るのが大好きだ。詰将棋解答選手権は仕事ではなく趣味の域なので、棋士のリラックスした姿が見られる。今年はまるで模試の結果が芳しくない浪人生達のような雰囲気が醸し出されていた。それも一興。

そんな中でも古賀六段は流石の貫禄である。詰将棋が好きと公言されていたが、棋士としての実力も確か。フリークラスからB級2組までストレート昇級した若手新鋭。新年度からの成績にも期待したい。


この記事が参加している募集

将棋がスキ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?