キャラクターイメージをこねくり回して生み出すヒューリスティック?
すごく分かる。
拙作のキャラクターの中でも、半分適当に考えてるキャラと色々盛り込んで解像度が自分内では完璧なキャラは確かに存在する。困ったもんだ。
PBW(プレイバイウェブ)という遊びにおいて、自分のキャラを作成する作業がこれに近いかも。
かつて遊んでいた『三千界のアバター』を見てみるとまだやってたので久しぶりにログインしてみよう。
自分の好きなおかっぱボブに男っぽい中性的な要素(しかも図々しいことにフタナリ設定まで勝手につける)を盛り込みまくる!
身長や体重は人間の平均体重とか見ながら考えてたなぁ。
まぁこれだけで脳内で描けるかと言えば答えはノーでした。実際はイラストレーターに頼んだおまかせイラストで確固たるイメージがついた気がします。客観視してもろてどうぞ。
なおキャラバレするの嫌なので公開しません。(イラスト依頼に他のキャラに似せるように黙って特徴を逐一書き出してそっくりに描写させる悪行を重ねたので)
つまり、鏡がいるんですよ。鏡に映った似姿が既存の誰それに似ているかが分かればこの手の話は楽勝です! 多分……
拙作中で、自分では最も解像度高いキャラにネメシスがいるのでコイツの制作過程を書き出してみます。
まず名前を決めました。ニケはコードネームが命!女神の名前にして特別感が出ますね。
ネメシスというと、大半はギリシャ神話の復讐の女神の方を連想します。しかし私は違う! ネメシスとは『時空の覇者 Sa・Ga3』のまさかりシスターのほうじゃ!
だが、彼女の武器はまさかりなのだ!当時からそのインパクトの強さで強印象を与えているのである。
リメイクでもこんな感じだ。
さて、だいぶイメージが固まってきました。
しかし、当時のわたしはなぜかここで『北斗の拳』のラオウを混ぜてしまうのです!? お嬢の浴室か!?(北斗の拳で他作品をやる、老舗同人サークル)
この愚挙により、ガチムチ巨大シスターキャラが爆誕しました。思い出した! ゴリスのせいだわ!(ニケのアリスは強化が済むと異常に強くなることからゴリラと混ざってそのような異名が広まった。マジで筋骨隆々なアリスを描く人もいる)
また、作品の下地に『水滸伝』があることから、魯智深のイメージも内包することになります。
もしイラスト依頼するならば、美女だけど格好はシスターでラオウみたいにムキムキででかいのくれって頼めば80点くらいのは余裕でアウトプットされそうです。
ここで私はふたりほど既存のキャラを使うことでイメージを確固たるものにしました。他のキャラでそこまでガチガチに作っているのは稀なのです。二人ぐらいがちょうどイイね。
結論としては
1:箇条書きでもイイからそいつの特徴(服とかも)を書き出して誰かに無理くりでも描いてもらう。
2:既存のナニカを利用してイメージを固める。
イラスト作成でも他作品の似たヤツから類推する方法があるみたいだからそんなに間違いなかろうて。
なお AIでもできるようなのでやってみたが、まさかりが理解できなかったようだ。
スタルカーさんもやってみたがうーむ……
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