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保湿用塗り薬ヒルドイド、美容目的使用が問題化。10月から自己負担増の方も😮

 保湿用塗り薬ヒルドイド(軟膏・クリーム)の患者負担額が10月から
引き上げる
ことになります。
 本来、この薬は、①保湿作用により皮膚の乾燥を改善、②血行を良くして痛みや腫れを治し、「乾燥肌(皮脂欠乏症)・手あれ・しもやけ・ケロイド・傷あと(肥厚性瘢痕)などの治療に用いられる薬です。
 しかし、雑誌やSNSなどで、保湿成分による゛肌荒れ防止・アンチエイジング効果゛や血行促進による゛ニキビ跡・青クマの改善゛と紹介され、
医療保険を悪用して安く入手していた方もおり、化粧品代わりに使う人が
増加
し、必要な患者さんへの供給不足医療費の無駄遣いだとの批判も
出ていました。
 10月からは、医師が「医療上の必要があると判断した場合」は、これまで通りですが、それ以外は当然ですが、シビアな審査がされ、支払いは「引き上げ」となります。
🔖例えば、クリームタイプの「ヒルドイド」100gが処方された場合、
3割負担の方では、555円の自己負担額が、10月からは 813円となります
(医療上の必要の場合は555円)。

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