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ステロイド軟こう、部位により効き方に違いがあります!

 ステロイドは、抗炎症を抑える働きがあります。アトピー性
皮膚炎をはじめとした皮膚炎、湿疹など皮膚の赤みや痒みなど゛皮膚が炎症゛に対して炎症の程度や部位でステロイド軟こうを選択しています。
 ステロイド軟こうは、塗る部位によって吸収率が違うことがわかっています。吸収しやすいところに、強い軟こうを使い続けると副作用が出やすくなることもあり、塗る部位により軟こうの種類は使い分けることが大切です。
 例えば、ステロイド軟こうを腕(内側)に使った時の吸収率を
1とすると、足首は0.4倍、背中は1.7倍、わきの下は3.6倍、頬は13倍となっています。その他にも皮膚バリアが弱くなっている場合や高齢者、子どもでは、医師・薬剤師によく相談して下さい。
*強さの順に
(強い)デルモベート>アンテベート>リンデロンV・フルコート>コロイド>プレドニゾロン(弱い)


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