愚痴と悪口の違いって何?

母と口論になり、母がボソッ何かを言った。私は母が発した言葉を聞き取れなかった。私は母に「悪口言ったの?」と聞いた。母は「毎回悪口って言うのやめて、愚痴を言っただけ」と返答した。このやり取りで、私は愚痴と悪口の違いを理解していないことに気づいた。

まず、私の中のイメージを書き出す。
悪口=人に対する嫌なことを言う。
愚痴=嫌だったことを言う。
一緒だ。私の中で悪口と愚痴は同じ認識だった。

ネットでそれぞれの意味を調べてみる。
悪口=人を悪く言うこと
愚痴=今更いっても仕方のないことを何回も言うこと
分かったような分からないような感じだ。

「Aってバカだよね」は悪口。「なんで起こしてくれなかったの?信じられないんだけど〜」は愚痴?悪口の要素も入ってると思うんだけど。
「なんで早く起きれなかったんだろう、本当私ってダメだよね、私ダメだな」は愚痴?反省か自分のことを卑下してるだけで愚痴って思えない。
自分の中で納得できなかったことを親しい人に話して聞いてもらう、その話の内容が愚痴だと思う。
愚痴の内容って自分が納得できないものを見た時に生じるものだから、「自分の考えVS納得できなかったもの」の形になりやすくて、納得できないことを自己分析するなら悪口にはならないかもしれないけど、「おかしくない?」とか「信じられないよね?」って聞いてもらう時はなりやすくて、そうなると悪口とも受け取れるようになっちゃうと思う。

価値観が合わない話をずっとするのは意味のないこと延々と話すことだから愚痴になる。話の中に人を悪く言う部分があれば悪口になる。
愚痴の集合の中に悪口の集合と悪口ではない集合があって、悪口の集合の方が多いから悪口と感じてしまう。
本人が愚痴のつもりでも、受け取る人しだいで悪口に変化する。

まとめ

愚痴と悪口の違いはある。だが、愚痴と悪口が似たもの同士だから区別するのは難しい。


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