「昆虫軍」

どうもです
産毛玉です。


単刀直入に言います。
私は「戸川純」が好きです。(敬称略)

なぜ、私が戸川純を好きになったのかルーツを探ってみようと思います。

これは産毛玉が、7歳ぐらいの時の話です。

父ちゃん(以下父)の車に乗って、遠くに出かける時に父の好きな音楽をいつもかけてるんですよ。
その時に戸川純の曲がよく流れてたんです。
当時の私はスマホも持ってなくて調べることもできずに「変わった曲やな〜」とだけ思っていました。
まぁ最初の出会いは半強制的でしたね😅

その時でも一応、好きな曲はありました。「昆虫軍」です。
これは車の中で一緒に歌ったりしてましたね。普通に好きでした。
テーマが昆虫っていうのが分かりやすくて良かったんですかね。
昆虫軍を歌う7歳ってなんだよってなると思いますが、そこはさらっといきます。

そこから数年の時が流れ、産毛玉は10歳になりました。
この年頃になると音楽にも興味を持ち始めます。
YouTubeでたまたま見つけたaikoのボーイフレンドを聴いた日から、毎日aiko漬けでした。
ある日突然、オススメに椎名林檎の歌舞伎町の女王が流れてきて名前は知ってるけど正直、本能しか知らなかったんです。
でも一度聴いてみよう。と思いきって歌舞伎町の女王を初めて聴いた時、私の中の何か足りないモノが一気に満たされた様な気がしました。
まるで、私の中のパズルが完成したかの様な

それからは毎日、椎名林檎漬けの日々が続きました。
学校のストレスも椎名林檎のお陰で全て消えていると思っていました。
家に帰ったら椎名林檎聴けるって事だけを考えて勉強を頑張っていました。
実際、家に帰って1人で聴く時はとても幸せでした。


そこからまた2年経ち、産毛玉は中学生になりました。
音楽もそこそこ好きだったので、LINEミュージックを入れてもらう事に。
入れてもらって何聴こう…?てなった時にふと「昆虫軍」久しぶりに聴いてみようかな。ってなって6年ぶりに聴いた「昆虫軍」は自然と体に染み込んできました。おかえりと抱きしめたくなる様なそんな安心感と同時に、「まだ私は昆虫軍が好きなんだ」という変わらない事実が嬉しくて仕方がなかったです。

その後、戸川純の他の曲も聴いてみようと思い「好き好き大好き」や「レーダーマン」など父の車で死ぬほど聴いてきた名曲達を聴いてみたんです。
何か似てる...あの時と。
そうです。椎名林檎と出逢った時と似たような感覚になったんです。

思いました。私は戸川純とは出逢うべくして出逢ったんじゃないかと。
戸川純を聴いてなかったら、椎名林檎を好きになっていなかったんじゃないかと。
戸川純がいなかったら、椎名林檎というアーティストはいなかったんじゃないかと。
そう思うと戸川純には感謝してもしきれません。
こんなにも人生を豊かにしてくれてありがとう。
これからも「昆虫軍」と共に生きていきます。

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