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我、競馬でトントンたり 3R:天皇賞(秋)編


2021.10.31 天皇賞(秋) 
東京競馬場 芝2000m (左) / 天候:曇 / 馬場:良





投票内容
◎エフフォーリア1着固定の馬単=コントレイル、グランアレグリアの2通り
×エフフォーリア2着固定の馬単=コントレイル、グランアレグリアの2通り
◎3連複ボックスからエフフォーリア・コントレイルの1・2頭目固定、グランアレグリア・カレンブーケドールの2・3頭目固定の4通り
×コントレイル固定のワイド=ヒシイグアス、ラストドラフトの2通り


回顧
当たったら当たったで嬉しいので書く。
前回前々回と自分の感情を優先して現実の実績(ルメール・福永)を見ないせいで外しとるんやと見事に示されてしまったので、冷静に考えるためにレース実績を数値として集計することにした。
集計方法は至極シンプルで、「距離(なんとなく±200mでとった)」「競馬場」「雨天や道悪」について、連対実績に点数をつける。古馬混合のG1=10pt、3歳や牝馬限定のG1=8pt、G2=5pt…という感じ。(この辺の点数差は完全に適当である)
「1800~2200mかつ雨天」「東京コースかつ稍重~不良」などといった場合には2倍の点数になる仕組み。キャリアの差による素点のばらつきを抑えるためにこれらの合計を出走数で除したものを「実績指数」とした。
結果を示すとエフフォーリア=6.60pt、コントレイル=5.89pt、カレンブーケドール=4.63pt、グランアレグリア=3.23ptとなった。グランアレグリアは距離実績ポイントがゼロなのにこの数値は逆に凄すぎる。安田記念とヴィクトリアマイルで強すぎたのが反映されていた。
完全に人気通りではあるが、これらに次ぐ実績となるヒシイグアス、ポタジェ、モズベッロが1点台だったのでちょっと投票しにくいことがわかる。どれくらい投票すればいいのかという目安にはなるので結構助かった。
ということで、よっぽどのことがない限りは上位4頭だけで投票することにして、有識者の追い切り評価や当日の馬体評価を踏まえつつ最後はエフフォーリア×武史騎手に輝かしいキャリアを勇往邁進してほしいという気持ちで上記の内容となった。
レースは福永騎手のyoutube動画の通り横山典弘騎手・和生騎手の親子が先行する形で進むが、エフフォーリアが入ると思われた3番手の位置をグランアレグリアが早めに確保する意表の立ち上がりとなった。早くも勝負手という感じで面白いレースとなったが、エフフォーリアは直線でもギリギリまで我慢するとゴーサインが出てからは推進力豊かに突き進み、グランアレグリアを競り落として外から迫るコントレイルも封殺。3歳馬とは思えない堂々たる戴冠となった。
カレンブーケドールが飛んでしまったが、1着から3着までぴったりで4着以降も数値通りとなったので集計しておいた甲斐があったのが一番良かった。出走各馬のレースを丁寧に見れて数値外評価の解像度も上がったように思われる。そっちの効果のほうが大きいかもしれない。
当たってもまあ誤差みたいなプラスにしかならないのだけど、2021年最高のレースを最高のテンションで楽しめて、それが実質タダで見れたのだから満足感は一番大きかった。エフフォーリアと武史騎手にはこのまま王道路線の王座に君臨してほしい。