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むっくんだいすきクラブ会報:vsモンテディオ山形編【2019-5/5】



天童まできちゃったぞ、っほーい。今回の会報は現地おもいで回です。


あの島田開先生の故郷としても有名ですね。天童市の図書館に「3月のライオン」がずらっと並んでて流石でした。


ここまで改札出て2分も経ってませんがこの将棋推しの多さよ。「あなたの旅に王手」って、「ここがお前の墓場だ」ってことにならないですかね大丈夫ですかね。


地面からも野生の詰将棋が襲い掛かる。19種類生息しているらしい。包囲網。


街の中心地は温泉街。中心だけあって「王将」の駒が鎮座しています。人口より駒の方が多い気がしてきた。ニュージーランドか。


温泉街あるある。よき神社。



何の木か分からない程度の無教養ですが、この花結構そこここにあって綺麗でした。天気もいいし浮ついていたのでNDスタジアムまで歩きました
(天童市は町巡りのためのレンタサイクルを用意して下さっていますが、まあ十中八九百くらいは飲酒するので乗りませんでした)



ちょっと歩くとまた王手。さすが将棋の街。そんなに詰んでほしいのか、旅。もしかして:詰みは定住の隠語



天気が良く日射はほぼ夏のそれだったので道の駅のジェラートは大行列。食べたかったけどキックオフまで時間がないので断念。



完全なる耕作地帯を進みます。のどかだ。



果樹園かなりありました。桜桃でしょうか。


天童も盆地の街の様で、周囲は頂を白く染めた山々の威容がぐるり。こんなでけえやつらに囲まれてたら謙虚に育たざるを得ない。私はモンテスさんも好きです。



1時間弱歩いて人っ子一人いない(車はすごい通ってた)NDスタの実在を疑い始める。


単に裏手から入っただけでした。めっちゃいた。後で調べたらバス等のアクセスは山形駅一択の模様。何も考えず天童か~温泉あるじゃん~だけで決めてしまったのが悪かった。まあ楽しめたので良かったです。次気を付けよう次。



無駄に歩かなければ地ビールもここまでうまくはなかっただろう(防衛機制)



というわけでようやくの観戦。GWだけあって山形のサポーターエリアはいっぱいでバックスタンドもほぼ満員でした。



青白と臙脂のコントラスト。美しい瞬間。選手の躍動や奮闘をじかに見るのももちろんですが、選手入場を境に期待感がスタジアムを満たしていく心地よさもクセになりますね。「気」というものを信じたくなります。



試合については詳細は反対側がほぼ見えないのでよくわかりませんでしたが、3バックで生じるサイドのスペースを仲間と久保田が使って主に左サイドから数的優位を作る形で攻め込めていたのですが、山形の布陣が低めになってからはこのスペースを消されてしまって、ボランチに戻そうとするところを狙われてカウンターという劣勢になってしまいました。木山監督のコメントによるとこちらの布陣に合わせて中盤の枚数を3枚に変えていたようですね。

セットプレーで完全に負け(驚くべきことにほとんどすべてのセットプレーがチャンスになってました)先制を許してしまったこと、山形は守りきるだけでなく後半は繋いできてFW・CH・WBでサイドに数的優位を作りに来るという第二の手を持っていたこと、岡山にはこれらの不利を巻き返す戦術的な選択肢がなかったこと(負傷は痛い)、これらの要素によってうまく山形に時間を使わせてしまったという印象でした。

むっくん的には、SHの喜山と上下を入れ替わる形での突破も見られましたし、東京V戦の反省を生かしたクロスの工夫が見られ、前半に2つの決定機を作ることができたのですが、後半は繋いで攻めて来る山形の対応でカウンターの打ち合いにバタバタしたことと相方が喜山→久保田→福元とコロコロと入れ替わったことが影響したのか、後半の早い時間から疲れを感じさせ集中力の欠いたボールロストが頻出しました。あと、ミドルレンジからのキックがほんとミートしませんね…w

むっくん拝見活動としては残念でした。山形の試合運びが見事だったわけですが、後半はちょっと酷すぎたので結構な憂慮。相方が定まらないでござるかもしれないのだけれどここで引っ張らんでどうするというお気持ちで引き続き見守り運動しよう。



帰りはちゃんと正しい入口から帰ったので路線バスがあった。川沿いにしだれ桜がライトアップされていました。葉桜でしたが綺麗でした。あと空気が清涼なので立ってるだけで気持ち良くて足どりが軽い。



空気が清涼なので野生の王将も光ってメスを呼んだりするらしい。(橋の両端に将棋の駒型の電燈がついています)



だろうなと思ったらやっぱり駒だった。左馬という招福シンボルだそうです。



翌日。アクティブに回ろうと算段を立てていたのですが、どっさり疲れていたので単にぼーっとしただけになってしまった…w 日本酒がおいしすぎるのが悪い。

足湯、それは素晴らしい。 (真ん中の台座が駒形であることがお分かりいただけただろうか…)



ジェラート再チャレンジ。つや姫と豆というお薦め、いくら何でも地味すぎないか大丈夫か山形と慌てましたが完全に杞憂でしたありがとうございました。甘さと歯触りが絶妙で美味しい。



道の駅はええ公園もあってナイスぼーっとできるプレイスでしたが…


取り囲むアレ…


そうだね。詰将棋だね。ここのは野生ではなく将棋界のレジェンドが作ったエリート詰将棋たちが鎮座しておりました。野生の詰将棋と合わせて全部で34問あることになりますね…なんでそんないっぱいあるんだ...w 




お昼はおそば。鶏ガラのラーメンも出してるので匂いテロがすごかった。ラーメンの方が名物のようですね。普通のそばも麺ががっしりした噛めば噛むほどそばの香りが深まるええそばでした。



そば屋にも野生の足湯。足湯、それはすばらしい。



土砂降りになってしまったので本当に何もすることがなくなってしまいました。図書館の居心地の良さは街の住みやすさと相関しているように思います。住みたくなってきた。



今度はアクティブに回りたいぜ天童。サンキュー。


それでは。