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【季刊】韓国に行ってしまってパクさんをおいかけにくい

パク・ヒョンジン選手が兵役チーム登録のため韓国・水原三星に旅立ってしまわれてなかなか試合を見る機会が減ってしまいましたが、パクさんは元気にやっています。というご報告です。韓国に行っても電子的においかけてるやで~

水原でのパクさんはACLとのターンオーバー要員としておさまっており、5/17日現在でリーグ7試合1得点(/13試合、5勝2敗)・ACL5試合(/8試合、3勝2敗)となっています。リーグ戦は2位、ACLはベスト8まできました。さらっとキャリアハイじゃねーか。

ビッグマッチをかいつまんでしか見ることが出来ていませんが、いくつかのハイライトと併せてご紹介いたします。

ウイングの3~4番手としてスタート

いくつかの試合を見たところ、水原三星は3-4-2-1の陣形からの2シャドウの機動力を活かした高速カウンターを武器にしているチーム。ですが、ロングボールが多いという感じでもありません。

奪ったボールを受けて攻撃につなげるのはわりと上手くなっているしパクさんの出番があれば面白いかなーと思っていたのですが、シーズン序盤はベンチ入りはあれど残念ながら出番なし。申し訳ないことにちょっと忘れかけてすらいました。

左ストッパー起用とACLグループリーグ突破

そんなパクさんでしたが、ACLとのターンオーバー要員としてリーグ戦へ。ウイングだけでなく、(どうやら苦しい台所事情らしい)CBでも出場で地位を固め、ACLとリーグの2足の草鞋を成り立たせるピースとしてちゃっかり収まっています。長崎や岡山で人に行くべきシーンでちゃんと行くように教育されたのでわりと球際負けしてない。サイズと左足のキックは向こうでも結構重宝されているようです。

ACL決勝トーナメント出場権の懸かった鹿島との大一番ではなんと左CBとしてクリーンシート。見事にACLグループリーグ突破の立役者となりました。(前節もCBでフル出場してて自力突破を決められたはずが1-4で惨敗してたことは内緒だ)

劇的ミドル、キャリアハイのACL8強

ACLでの活躍もつかの間、その次の出場機会となった仁川ユナイテッド戦では同点弾に結びつく鋭いサイドチェンジに加えさらには後半ATの劇的大逆転ミドルシュートで一躍ヒーローに。

これはね。闇の力を秘めしインターネットで見ていましたが正直ドン引きですよ。なにその軌道。そんなん蹴れるんならはよ言ってくださいよ。

一斉に韓国メディアでパクさんのニュースが乱れ飛んでいてこの日は凄かった…夢かと思いました。大きいチームに居るってこういうことなんですなあ。

そして……(全北現代戦との首位攻防戦で開始早々の味方のレッドカードでほぼ90分2バックみたいなことをさせられたりソウル戦でアンデルソンロペスにドッピエッタを喰らったりしながら)……蔚山現代とのACLノックアウトステージでは豊田陽平とのマッチアップも実現(ちょっとだけ)。大一番でも結構起用してもらえるくらいになってきました。 

昨日の2ndlegではATの守備固めとして出場。鹿島アントラーズ戦に引き続き、次ラウンドへの突破を決めた瞬間にピッチに立つことができました。うーんこのスタア。

ACLベスト8はパクさんにとって初めての舞台。リーグ戦は直接対決を落とし勝ち点7差と少し首位と離されてしまいましたがまだまだチャンスはあるでしょう。

おそらくある程度在籍すれば兵役チームへの入隊に応募できるそうなので、それまでになるのでしょうが、パクさんのスタア道はもうちょっとだけ続くんじゃできそうです。日本同様今週末のリーグ戦からW杯の中断期間でACLは8月末。生で見られるカードがあればいいんですが…日本勢しっかりしてくれ…()

それでは。またパクさんのスタア性が爆発したらお会いしましょう。