音楽をすることとサッカーをすることと


今サンサーンスの交響曲第三番の演奏をNHKラジオで中継で聞いているんですが、やっぱり似ているなと思います。音楽とサッカー。


・全世界で共通の表現であって

・メジャーな理論はヨーロッパで完成していてグローバルな学問的な知として確立、伝播、定着しているけれども

・いざ表現されるとなると表現する人物のローカルでナショナリスティックな部分が否応なく表に出てきて

・グローバルとローカルのはざまで揺れているような

・そんなところが鑑賞者はどうしようもなく愛おしくなってしまうような


そんな感じをつらつらと、

ドイツが本家本元の交響曲を、

フランス人が書き、

それをフィンランド人が指揮して、

日本人が演奏していて、

日本人が聞いて感動している、

その不思議さと、もしかしたら尊いのかもしれないという悟りに近い何かを、

ほろ酔いで考えたりしています…


特にオチはないです。