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LJL 2019に行って思った2018との違い。【観戦レポート】

2018年のLJLでは中野の観戦に多く行ったのですが、今年はようやっと行くことができたのでその現地観戦の感想と前年と比べて個人的に感じたことを書き連ねたいと思います。

良かった点1つ目:試合方式が変わって見やすくなった

今年、LJLは大きな改革として様々な変更を加えました。観戦上で変わった点としては以下の点がありました。

<1>レギュラーシーズンが6チーム参加のBo3・ダブルラウンドロビン形式から8チーム参加のBo1・トリプルラウンドロビン形式へ
<2>一般的に金曜日に1試合、土曜日に2試合だったスケジュールが金曜から日曜日で7~8試合を行うように

今回この変更をうけて思った感想としては「とても観やすいな」と思いました。もちろんBo3という主に韓国や中国リーグの方式からからBo1というNAやEUリーグの方式へと試合方式が変わったことで各チームの修正力がみられる場面が減ったというのは少し悲しい部分もあります。しかし、Bo3方式を現地で観るというのはゲーム間のオンとオフがしづらかったというのが感想で、Bo1であれば1試合1試合で区切りが付くので、とても見やすい、かつどの組み合わせもレギュラーシーズンで3試合をすることが確定なのでむしろ試合数が増えてお得だなと思えました。

良かった点2つ目:観戦の環境が改善された

LJL 2018ではSpringとSummerを通して中野のRed Bull Gaming Sphere Tokyoで全試合オフラインで開催されていました。そのレッドブルで行われていたLJLでは観戦する環境に問題点がありました。

1つ目:真ん中に大きい柱があり2チームを同時に観ることが困難。また、平面的な会場なのでプレイヤーの顔がパソコンディスプレイや配信用のカメラで隠れてしまう

この点は真ん中の大きな柱が無くなり、また立体的な会場となったので観戦勢からはプレイヤーの顔が上から見やすくなりました。

2つ目:会場に電波が届かず観戦中はSNSの閲覧や投稿が困難

これはよしもとのホールになったということで言うまでもありません。

3つ目:広さ的に椅子があまり置けず立ち見が多く、Bo3形式を1~3試合を立ち見で見続けるのはとても疲れる

これが個人的に一番の問題点でした。というのも、レッドブル会場では席があったものの大半が抽選で引き当てる必要があるもので残りは少しの自由席だったので途中から観たい人はどうしても立ち見で観るしかなく、とても体力が要るものでした。しかし、その問題点もヨシモト無限大ホールに変わったことで特別な日以外は座って観られそうな会場でした。
また、これは2018年ではさほど問題点ではありませんでしたが、サイドモニターが追加されたことでミニマップのみの映像が出てチームのコミュニケーション部分がゲーム上の部分でもとても観やすくなったなあと思う部分でした。

ここからは2018年のLJL(レッドブル会場)の方でとても良かったと思う点を書いていきたいと思います。

変わった点:観客の間でのコミュニケーションはしづらくなった印象

去年のレッドブルは前述したように狭かったのは確かです。ですが、その分同じチームのファン同士での結束やコミュニケーションがしやすい空間だったと思います。その証拠に、去年のLJLではLCKのように「○○ファイティーン!」などの応援の声が出来てそれが放送上にも乗りましたし、ファンの姿が応援するチームで大きく2つに分かれていました。また、会場全員LoLを知っているということもあり、皆でワイワイ出来ていたなと思いました。しかし、今年は会場が大きくなったということで逆に観客同士のコミュニケーションがしづらくなってしまったというような印象を受けました。まだまだ2019のLJLは始まったばかりですが、ファン同士のコミュニケーションがしやすい環境ができたらいいなあと個人的には思います。

まとめ:LJLはeSportsの興行として進化した

今年LJLは現地観戦では去年に比べ有料になったことで少し手が出しづらくなったかもしれません。しかし、今年はTHIS IS ESPORTSとして押し出している通り、その分興行としてクオリティがとても上がりました。観戦のしやすさは上がり、ネット配信では乗らない、現地だからこそ聞こえる選手同士の試合中の会話やコーチと選手がドラフトを相談している風景も見られて、選手に会えるという良さはそのままに。有料になった分、とても特別な体験が得られたと強く思えるクオリティでした。

いつもははてなブログのほうでLoLの考察や解説記事を書いています。そっちのほうもよろしくお願いします。


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