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秋田きた

2023年5月24日

5時半起き。また貸切風呂の枠が空いていたので貸切風呂から始まる朝。本日も彼氏が湯もみ体験を。なんなら昨日よりお湯が熱く、念入りに。昨日は見えなかった景色が見えた。山に囲まれていてとても風情がある。またしてもその足で大浴場。昨日と逆サイド。こちらの方が大きい作り。朝の露天風呂も最高。


ご飯を食べて出発。本日は湯めぐり♨️
憧れの乳頭温泉へ。まずは黒湯温泉から。

景色がとても良い。

小銭しか持たずに温泉に向かったのだけれども、ここの手拭いが可愛過ぎて一度坂道ダッシュで車に戻る。朝、大倉山のスキージャンプ場で400mを駆け上るイベントがあったというニュースを見て、意外と行けそうじゃない?!とか言っていたけど、現実は甘くなかった。坂道って走っても走っても前に進まない。一汗かいて温泉に浸かる。
人生初の混浴にチャレンジ。温泉の色が乳白色と聞いていたけど実際はそんなに濃くなくてまあまあ見える程度だった。彼氏という盾を使い頑張って入る。ちょっとめげそうになったけどせっかくきたし、もうどうせ会わない人だし別にみられるくらいならいーや!と思ってたけど、問題はそっちじゃなくてこちら側が見てしまうというところだった(笑)とりあえず他人は視界に入れないということを意識して湯に浸かる。混浴と男女別の温泉があるのだけれど、やはり混浴がその温泉の1番の見どころだと思うから入らずにはいられなかった。
結果としては入ってよかった。入らないで後悔しなくてよかったと思う。女の人全然いなくて別世界に来たみたいでちょっとウケた。

次はこちら。大釜温泉。

受付のじいちゃんかわいかった

こちらは混浴なし。お湯の色は濃いめの乳白色。貸切状態で最高。ゆっくりできる。ただ、さっきの絶景を観てしまったもんだからちょっと寂しさはある。でもその寂しさがまたいい。


そして本命。鶴の湯。

ちょい混み

こちらは温泉がたくさんある。混浴と男女別。こちらももちろん混浴に入湯。なんたって乳頭温泉ですからね、なんてね。ちょっと人が多くてめげそうになる。けどしっかり浸かる。ここまで来たらもういくしかないという覚悟。本当はそんな覚悟しなくてもいいんだけどね。ここは濃いめの乳白色。肩まで浸かりながら混浴の方に行けるので比較的入りやすい。ただ、殿方たちは堂々としてる。
混浴露天と女性専用露天があって男性専用露天はない。そう考えると女性は贔屓されてんな〜と思う。男尊女卑が根強いと言われたりするけど、そんなこともないよなあとしみじみ。おあいこくらいだよね。
ここの1番は女性専用の露天風呂だった。天気も良くて山に囲まれていてとても気持ちが良かった。おかげでちょっと長湯してしまった。あー幸せ、毎日ここに浸かりたい。
せっかく来たからという意地で行ったけど、多分もう混浴は行かない。でも大自然の中の露天風呂って本当に最高。幸せすぎてとろけた。

そして玉川温泉。

自然の岩盤浴

わたしたちも地べたに座ってみた。暖かかった。大自然を堪能。

もちろん湯にも浸かる。

源泉100%を堪能

こちらはめちゃめちゃ混んでた。湯治目的の人もたくさん訪れる場所みたい。お湯の種類も豊富で楽しかった。景色とかではなく、お湯で勝負してるようなカンジ。露天風呂がないのが残念だけどここの雰囲気はとても好き。

これでひとまず温泉は終了。なんでわたしはこんなに温泉が好きなんだろうと考えてみたけど、小さい頃からいろんな温泉に連れて行かれていたからだと思う。秘境の温泉とか巡ってたな。山の中にあったりして当時は虫が怖くて行きたくないと思っていたけど、今となっては全ていい思い出だ。

締めのババヘラアイス

玉川温泉から田沢湖に向かう道のダム?というか川?がめちゃめちゃ綺麗だった。

ダムの発音はdammで

秋田はすごく山に囲まれている気がする。わたしが行った先が山だっただけかな?秘境っぽくて本当に幸せ。マイナスイオンもたくさん吸い込んだ。吸い込んだ?

たつこ

田沢湖。綺麗だった。魚にエサやりスペースがあっててやりたかったけどわたしも彼氏も財布を持ち歩いてなかったので餌を買えずに断念。何より天気が良くて全てが良く感じる。

角館に行ってご飯を食べる予定だったけど駐車場探しに苦戦して中止。街並みは車から見たのでヨシとする。とりあえず、お腹が空いて不機嫌な彼女と僕の憂鬱になってしまったのでとりあえずコンビニでオランダせんべいを買う。このせんべいはわたしの大好物。
ご当地の食べ物を食べたかったけど探せれなかったのでラーメン。

おいC

ここで事件が発生。駐車場に止めてあった高校生の自転車が倒れてきて車が凹むというアクシデント。でも大丈夫!保険に入っているから!という寛大な心で対応。ちゃんと倒れづらいように止め直して何事もなかったかのように帰路に着く。自分がぶつける以外にもぶつけられるという可能性があるという良い教訓。

途中、また道の駅を巡りながら空港へ。個人的に田んぼと夕陽っていうコラボレーションが大好き。秋田は田んぼが多い気がしたので帰り道はパラダイスでした。
空港のスカイデッキに動物のカート?みたいなものがあり、誰もいないし夕陽も綺麗だし乗ってみた、たのしかった。

飛行機はあっという間、距離が近いからかずっと低空飛行。景色がずっと見えるので見てた。飛行機から見える街並みを見て自分のちっぽけさを改めて確認する時間が少し好き。前向きになれる。

バスで帰宅中、車内で寝てしまう。そして起きたら降りる場所を丁度過ぎてしまっていた。諦めて次のバス停で降りるという大失態。とりあえず、無事に着いてよかった。

この旅が終わったら彼氏と別れようと思っていたけど、彼氏はわたし以上に楽しんでいた様(ともちろん、彼氏への誕生日プレゼント旅行だし)でなんとなく言えなかったし、言わなくてもいっか、と思った。彼氏的には泊まりに行く頻度が多すぎるからわたしが疲れてると思っているらしく、これからは少し控えるね、だからご飯に行こう、と。そこじゃないよ、と思ってるけど特に伝えもしない。相変わらずドライな付き合い方をしている。でも、少し自由になれそうなのでこのままでもいいかと思っている。

今回も本当にありがとう、これからもよろしくって言われたから、よろしくって言った。

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