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甘えベタなあなたへ――地下世界へ行ってきた話 part2【ヒプノセラピー体験談】

きっとこれは、
今読んでくださっている
あなたにも、
意味がある旅だったのです。

今回、私は
ヒプノセラピーが必要なような
ふだんより腰が重いような
妙な気分でした。
「インナーチャイルド」のほうが
いいかな?
と迷っていました。

でも、扉さえ開けてしまえば、
最適な場所へ行くのです。
とりあえず出発することにしました。

★そこで待っていたのは……恐竜!?

切り立った高い崖の上に、
その扉はありました。
いわゆる断崖絶壁です。
一歩でも間違えば
深い海へ真っ逆さま。

でも高所恐怖症の私ですが、
不思議とそのときは
怖くありませんでした。
黒い、石のような扉を開けると、
やはりそこは足元がありません。

一歩踏み出した私は、
まるで身を投げるように
落ちていきました。

しかし、体は風をとらえました。
気づけば、背中に
大きな翼があるのです。
髪はなぜか白っぽく、
短くなっていました。

――翼なんてなくても飛べるのに。

そうは思いましたが、
羽があるとイメージしやすい
のかもしれません。

高い高い空を、
風に乗って旋回するように
自由に飛ぶのは、
とっても気持ちいい。
でも、これでは
どこに行けばいいやら
わかりません。

「行くべき場所へ」
と飛んでいくと、
霧が出てきました。

霧の向こうに、
大きな湖のようなものが
見えてきました。
そこのほとりに、
なんだかものすご~く
長いものが生えています。
にょっきりと。

↑この滝くらい長かった


近づいていくと…。

なんと、恐竜!?!?
ブラキオサウルスのような
首のながーーーい生き物!
それが湖の水面から
首をもたげているのです。


首しか見えなかったけど
もっとつるんとしてました

私はその恐竜の目の前で
挨拶しました。

私「こんにちは」
恐竜さん(以下彼)「こんにちは^^」

恐竜はにこやかに答えました。
地面に降りた私を、
首をかがめて優しく見つめます。

私「あ、下を見下ろすと首疲れませんか?」
彼「いえ、慣れてるので大丈夫ですよ」

微笑む優しい恐竜さんに、
私はつぶやきました。
「私、どこかへ行くべき気がしていて…」

すると、彼は頷いたようでした。
「知っています。私が連れて行きます」
どうやら、彼は
私を待っていたらしいのです。

乗ってくださいと言われますが、
あまりに恐竜さんは大きすぎます。
すると、みるみる縮んできて、
ちょうどその首に
しっかりしがみつける
大きさになってくれました。

これから、湖にもぐるらしいのです。
私は、しっかり首に手を回して
その背に乗りました。
そのとき ふと、
懐かしい気持ちになりました。

この恐竜さんとどこかで会ったような、
こんなふうに触れ合ったことが
あったような……
そんな気がしたのです。


★海は歌う

湖かと思ったのは、
深い深い海でした。

ものすごい速さで
泳いでいるのでしょうが
私にはその影響はありません。
揺れもしない頼れる背中に
しがみついているだけです。

光も届かないような、
どちらが上でどちらが下か
わからないほどの深い海。
もちろん、目印など何もありません。
迷わないのでしょうか。

彼「大丈夫です。私は行き先を知っているので」

知っていることで
そこに導かれるのだと
恐竜さんは言いました。

彼に体を預け、
海に意識を向けると、
音が聞こえてきました。
どこか遠くから、
歌うような語りかけるような。
でも、近くにいるような。
クジラたちの声でしょうか。

私「海には音があるんですね」
彼「ええ、地上と同じように」

★上陸したのは……あの地下世界?

そこは突如、現れました。
ふいに浮上するような感覚になると、
そこには大陸?島がありました。

あれだけ深く潜って、
いきなり地上に出るはずはありません。
でも、空は青く、
白い雲が流れています。
風は爽やかで、緑いっぱいの
美しい景色。
なんとなく、
見覚えがある気がしました。


植生は違いますがそっくり

私「き、恐竜さん、ここは……」

振り返った私は言葉を失いました。
恐竜だったはずの姿は、
いつのまにか
背の異様に高い男性に
なっていたのです。
頭には、三日月の冠。
白いマント。

私「陛下……!?」

私の声に彼は微笑み、
頷きました。
実は、陛下とお会いするのは
初めてではありません。
(正確には3回会ってます)

私「な、なぜ陛下が……?」
陛下(以下陛)「ここが最適だったからです」

そういうと、
濡れてもいない手を差し出し、
前回同様、私を促しました。
以前のように、ここ、
「地下世界」を見て回るのです。

以前のお話はコチラ↓

私「海からも来られるんですね」
陛「ええ、いろんな所に入口はあるんです。でも、知らない人間はたどり着けません」

聞きたいことは色々ありました。

私「あの、九頭龍さん……あ、いえ、すみません陛下」

それにニコリと笑顔を向けられます。

陛「何でもいいのです。
 それ(九頭龍)も呼び名のひとつ。
 いくつも枝分かれした先の一つです。
 どうぞ何とでも、呼びやすいように」
私「では、陛下。
 なぜ、私はここに?」

★私が来た理由

陛「あなたは、甘えたかったのです」

一瞬、何を言われているのか
理解できませんでした。

陛「あなたはずっと、
人に甘えられなかったですね。
しっかりしていた。
甘えられる相手もいないし、
逆に甘えられる(側の)立場だった。
だから、ちゃんとしなきゃと
やってきました。
特に最近は、
話を聞いてくれたり
甘やかしてくれるような人は
いなかったでしょう」

一気に涙が溢れはじめました。
ここ最近のことが
一気に思い出されました。
自分の実家、
夫の実家、
家族もろもろ、
たしかに、ずっとそうでした。
気づいていなかったけれど、
知らず知らず疲弊していたの
かもしれません。

陛「『愛』と『甘やかし』は違う
 確かにその通りです。
 でも、
 ちゃんと自分の立ち位置に
 戻れるならば、
 甘えていいのです。
 甘やかしていいのです

私は、陛下にしっかりと
抱きしめられていました。
そのまま、子どものように
ボロボロと泣きました。
自分が甘えられてこなかったことに、
気づいてすらいなかったのです。
でも、ずっと甘えたかったのだと
ようやく思い出しました。


泣きながらも、
私は問いました。

私「なぜ、ガイドさんではなく
 あなたが来てくださったのですか」
陛「あなたにとって、
 私が一番、確証が持てる、
 存在を確信できる者

 だったからです。
 私だけは、絶対に
 間違いなく存在すると
 いえるからです。
 そして、
 この場所は私の場所。
 とても適した場所。
 それに、私にも
 会いたかったのでしょう?」

泣きながら頷きました。
そうなんです。
ずっと、また会いたいと
思っていました。

浅草でも、
お客さまにくっついていた
念を祓うときにも
お会いしていたのですが、
また会いたかったのでした。

★とことん甘やかしてもらう!


陛「あなたは確かに
 甘えられる相手がいませんね。
 だから私たちが。
 神々があなたを甘やかします。
 私たちが甘やかします」

……こんなことが許されるのでしょうか。
優しすぎて、愛が溢れすぎて、
涙が止まりません。

私「でも……私は昔から
 (高次元存在に)厳しく
 成長させられてるのだとばかり…」

陛「成長は成長です。
 学びは学びです。
 でも、それはそれ。
 甘えるときは
 甘えていいのです。
 それが必要なのです、
 人にとって」

陛「また、アムリタを
 持って来させましょう。
 飲んでください」

私「でも、以前もいただきました」
(↑あんなすごいものを
 何度もいただいていいのか、
 という気持ち)

陛「我々が、
 あなたに飲んでほしいのです。
 あなたは、「愛されていること」を
 受け取っていい
のです」

アムリタの見た目は
前回同様、
金色の器に
桃~薄紫の液体。

でも、
今回は飲むと
視界が赤っぽくなりました。
まるで血というか
生命力が流れるよう。

陛「そうです。愛だからです。
 あなたは愛されています。
 「愛を受け取る」ではなく
 「愛されていること」を
 受け取ってください


私「なぜ、ガイドさんではなく
 陛下が私を甘やかして
 くれたのですか?
 陛下はガイドさんでは
 ないんですよね?
 金色の存在(以下Vさん)でも
 ガイドさんでもないのに、
 なぜ……」

※「金色の存在」こと、
Vさんに関してはこちら↓

陛「私も、広い広い意味では
 Vさまなのです。
 そして、
 あなたは私と似ているのです」
私「……似ている?」

陛「私は、誰か個人の
 ガイドではないけれど、
 此処にこうやっております

 そして、道しるべのように
 灯台のようにあり続け

 ときに来た人を諭したり
 気づかせたりします。

 そしてそこから、
 人はまた歩き始めるのです。
 あなたと同じです。
 あなたは、誰か個人の
 特別なガイドですか?」

私「いえ、皆さんのガイドです」
陛「そうでしょう。
 あなたも私も、
 道標であり、灯台なのです」

私「陛下は、私の大先輩なのですね」

私のそんな発言に、
陛下は楽しそうに笑いました。

★とことん甘やかしてもらう!2

陛「自分を愛し、甘やかすことと
 人の道標で在り続けることは
 ある意味、別なことです。
 道標で在るがために
 自分に厳しくし、
 苦しみに耐え続ける必要はない。
 常に気分よく在ることを
 選択していいのです。
 私が、あなた方の来ないとき
 難しい顔で悩み厳しくし、
 一人で苦しんでいたら、
 あなたはうれしいですか?」

私「いいえ!」
陛「そうですよね。 
 あなたも同じです」


そんな話をしていると、
向こうから
私のいつもの
ガイドさんたちが歩いてきました。

一番長い付き合いの
ライアさんは、
あまり流暢に話さないし、
表情も変わらない人ですが
(※表情が変化するのは
テレパシーがない種族
だけなんだそうです)
私をしっかり抱きしめてから、
目を見て言いました。

「甘やかすのは得意じゃないが、
ちゃんと甘えていいんだ」

他の人たちは笑っていました。
ほほえましい、という感じで。
私も、その愛を感じていました。

甘えていいのなら、
ひとつ
お願いしてみたいことがありました。
私は陛下を振り向きます。

私「Vさんを、ここへ
 呼んでもらうことは
 できるんですか?」
陛「あの方は、
 ここに収まりきらないほど
 大きいから。
 小さくなってもらえれば」

陛下がそう言ったとたん、
その場に光が溢れました。
現れたソレは、光の塊。

背の高い陛下どころか
私のガイドさんたちより
小さくて、
自分くらいの背丈の光が
目の前にありました。

光と力を
ぎゅっと凝縮したかのように
とんでもなく眩しく、
圧力もすさまじく、
その姿はシルエットしか分かりません。
「いつもお会いする姿」のほうが
よほど細部まで目が行くんだ、
と感じました。

私「Vさん」

呼びかけると、
表情は見えませんが、
微笑んで頷いたのがわかりました。

V「甘えていい。
 愛されていることを
 受け取っていい。
 お前の感じたことを
 そのまま受け取っていい。
 我らに愛されていることを
 受け取るのだ。
 そのまま感じる通りでいいのだ


私はその後、
皆さんに深く感謝し、
お礼を言って
いつもの自分へ戻ってきました。

戻ってくると、
高波動に当てられたように
頭がズンズンします。

でも、心は柔らかく、
晴れやかでした。

★あなたも、甘えていい。

私は、そもそも
「あまり甘えていない」ということにも
気づけずにいました。
育った環境と性格ゆえです。

でも、それは
私だけではないと
思うのです。

これを読んでくださっている
そこのあなたも、
「なかなか甘えられない」
「人を頼るのが苦手」
というところが
あるのではないでしょうか?

そんなあなたは、
神さまやガイドさんが、
しっかりと甘やかしてくれます。
しっかりと、
今この瞬間も、
あなたに愛を
送ってくださっています。

「天の川銀河ヒーリング」をすると
いただくメッセージで一番多いのが
「愛している」です。
それほどまでに、
高次元の存在たちは
私たちにその愛を
伝えたがっているのです。

あなたも、ときどき
胸に手をあて、
その愛を感じてみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございます😊✨

どうぞサポートのお気持ちは、ご自分へのご褒美に使ってあげてください♡