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人生改造宣言チャレンジ Tip04 "するべき"を排除する

タレン・ミーダナー著「人生改造宣言」の101のTipsについて書くチャレンジをしています。今日は「Tip04 "するべき"を排除する」です。

ここで言う"するべき"ことというのは、何かやらなければならないと思いながらも、あまりやりたくないことを指します。

私の場合、社会通念や自分の信念から、"正しいこと”を定義して、正しくありたい自分は正しいことを全部"するべき"と思って、自分で自分をがんじがらめにしてしまう傾向があります。当然、本当はそんなにやりたくないので出来ない。そうすると何が起こるかというと、そんな出来ない自分をダメだと責めてしまうのですよね。これは結構キツいです。

タレンは”するべき”はあなたの重しであり、足かせであり、生きるためのエネルギーを吸い取ってしまうといいます。”するべき”に追われていたら、本当に興味のあることをやらないうちに人生が終わってしまいます。そして、一年以上前から抱いている目標は、それはすっかり気の抜けた”するべき”的目標だからすぱっと捨ててしまえとも!!

一年以上前からずっとリストにある目標、あります。一年どころではなくて、もうかれこれ十年くらいリストに載せ続けているかもしれません。はい、体重を落とすことです。これを目標のリストから消す!?そんなことできない!と思いました。そんなことをしたら、痩せられないじゃないか!と。

ここではたと思います。あれ?十年以上リストに載り続けているということは、十年以上目標を達成していないということなのですよね。今更、リストから落としたところで、もしかして、何の問題もないではないですか!?

話は変わりますが、今、自己基盤講座で「基準を上げる」を学んでいます。講義のお題で、自分の軸はなんなのか、自分にとってブレない基準とは何なのかをずっと考えています。まだ答えははっきりとは出ていないのですが、私が生きてきた中で、自分にも子供にも何度も言い続けている言葉があり、これが私にとっての軸なのかなと思うに至りました。それは自分で自分を幸せにしてあげる選択をすること。迷ったら自分が幸せになる方を選べる自分になるということ。

これまで、しばしばその幸せになる選択を誤ることがあったような気がします。〇〇を実現したら幸せになるに決まってる→だからわたしはこれをやるべき→あと5キロ痩せるべき、という風な展開です。「べき」が入ると途端に苦しくなります。苦しい状態は幸せじゃないのに。幸せになる選択をしたはずなのに幸せじゃなくなるという不思議な現象が起こります。

幸せになるための目標設定はもしかしたら、「次の健康診断までに5キロ痩せる」ではなく、「自分をうんと大事にして労わってあげる時間を毎日持つ」なのかもしれません。大体が、出来ない自分に嫌気がさした時に、「えーい!もう食べてしまえー!ダイエットは明日からだー!」という状態になるのです。そもそも出来ない自分を否定しないで認めて、無理な目標を立てるのではなく、自分が楽しくワクワクして達成できるような目標を立てることが、幸せになる選択なのかもしれません。

以前も書きましたが、慶應大学の前野先生の幸福学で、幸せの4つの因子を満たすことで、人は幸せになれるといいます。その4つの因子が自己実現と成長(やってみよう因子)、つながりと感謝(ありがとう因子)、前向きと楽観(なんとかなる因子)、独立と自分らしさ(ありのままに因子)です。何年も持ち越して、それでもできなくて、カビが生えた目標を後生大事に抱えていては、この4つの因子のどれも満たすことができません。それどころか、そんな目標を抱えていることで、本来ならば別のことに向けられるエネルギーを無駄に浪費していることになるのですよね。

本当に自分がワクワクすることだけが書いてある目標リスト。始めてみたいと思います。

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