一年を振り返り、来年に繋げる

この記事では、今年一年を振り返りたいと思うのだが、そもそも振り返るほどの刺激的な事件がないので、今から腕の一本でも折ろうかと思うが、痛いのは嫌なので大人しく振り返ろうと思う。

個人的に、今年の一番大きな出来事と言えば、転職したことだ。これまでの仕事は『やりたいこと』というよりも『できること』という感じだったので、思い切って挑戦してみたい業界に飛び込んでみた。

と、こんな風に言うといかにも有能に見えるが、実際のところは「業界経験はありません、個人的には細々とやってました。やる気はあります。入れてください」状態で、かろうじて一社に入れただけであり、現状まったくのペーペーなのである。この年齢でそんな転職をするのは色々と苦しいのだが、それでも挑戦してみたいという思いだったのだ。

かくして、僕は『ゲームシナリオライター』になった。

心の内には、それなりに野心のようなものはある。もちろん態度には出さないけど、俺が一番面白いものを書くんだという気持ちを失ったら、あとはゆるやかに死ぬしかない。自分はそうはならないという思いはある。

ただし、今は業界のことを学びつつ、『シナリオライター』として必要な諸々の知識を洗い出し、自分に足りないものを点検している段階である。

これから数年は、基本的にはそうして挙がった『自分に必要な知識』を身につけていく作業に費やしていこうと思う。

『身につける』というのは、単なるインプットのことではなく、必然的にアウトプットの必要にも迫られるはずである。ノウハウなどは、読むだけでなく、実際に書かないとわからないものだからだ。

抱負だったり、目標を掲げるのは、あまりかっこいいことではないように思う。でも、僕はかっこよさを基準に行動をしていないので、フラットな気持ちで『来年やりたいこと』をここに書き記しておこうと思う。

比重としては『インプット6:アウトプット4』を目指している。

アウトプットをすることがインプットにもなるようにしたいので、感覚的には『インプット10:アウトプット4』という感じだ。……意味がわからないかもしれないが、要するに、時間は有限なので効果的に動きたいということだ。

インプットについては、少々話が長くなってしまうし、目標を達成できたかの指標が曖昧なので、ここではアウトプットについてのみ、目標を記してみたい。

わたくしリルカは、2019年、以下の制作物を完成させる。

・長編小説二本を執筆(賞に応募する)
・夏コミで同人誌を出す
・ノベルゲームを一本制作し、公表する

以上。

平日は激務なので、基本的には土日でやるしかないが、平日にもアイデアなどをこしらえないといけない分量である。

コツコツと、これまでの土台に積み重ねていくような一年にしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?