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舞い落ちる言の葉

人は、届けようと言葉を発する。
相手を思って 素敵な言葉を投げかける時もある。

でも、それが嘘だったら…。

子どもの頃 親の言葉に何度も悲しい思いをした。
罵倒よりも悲しかったのは、
『やる。』と言ってた事を
『辞める。』と言われた時。

子ども心に 嬉しく高揚した気持ちが
はらはらと木の葉のように舞い落ちる感覚。

今だに その感覚は好きではなくて
胸がきゅんっと締め付けられる。

大人になって 自分も約束をしたり
相手を思って投げかける言葉がある。

そんな時は、相手を傷つけないようにとかではなく
出来ない約束はしない。
心から思ってない事は言わない。

ようにしている。

もしかしたら仕方なく
それが出来ない事もあるかもしれない。
その時は すぐに謝れる人で在りたい。

人の心に、言葉に、
『大人なんだから』はない。

自分の言の葉が舞い落ちる事のないよう
嘘はつきたくないと思う。


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#在り方 #約束 #言葉 #信頼


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