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高円寺イノセンス〜それでも君はそれを純情と呼ぶ〜-ANOTHERSTORY-


高円寺純情商店街を抜ける君と朝
昼間から酒飲んで
君のことを見失ないそう
純情的善(い)いイノセンスは良い高円寺

君と蜃気楼に包まれて
君と歩くの中央線沿いはほっといて
真反対側に進むのは私が好き
純情的善いイノセンスは良い高円寺

知り合いの古着屋巡りももう飽きたよね
酒もタバコも買う金がないんだよね
それじゃ何にも、それじゃ何にも
新しいものなんかいらないでしょ?

君と蜃気楼に包まれて
君と歩くのはこの街で
どうなってしまっても、どうなってしまっても
良いと思ってんの?思っているの

高円寺のこの言い訳すらも愛してしまっているのなら
私のことなんかとやかくなんか言わないで
うるさいななんて言わないでこんなに叫んで歌ってるのにさ
君の歩くこの街は一体なんなんだよ


君と蜃気楼に包まれて
君と歩くのはこの街で
どうなってしまっても、どうなってしまっても
良いと思ってんの?思っているの
「この街で生きてく気はないけれど
居心地いいから抜け出せない」
この街で生きてく気はないのに
またこの街に佇むお前はなんなんだよ

君と蜃気楼に包まれて
芸術的イノセンスは高円寺?

高円寺イノセンス/umililika

この曲は私にとって初めて弾き語りのライブをした日
私はギター1本と
持ち曲3曲だけを持ち
でもカバーをやるのはシャバいと逆張り
お客様からお題を2つと好きな数字をもらい
その場で歌った
言わば「口から出まかせ」な曲なのである。

確かこの曲のお題は対バン相手の方々にお題を貰い
確かお題は「高円寺」「蜃気楼」好きな数字「2」
ということで2カポにして

多分ボロボロと本音が出たのがこの曲である

その時は確か凍京アリス第1期も開始前で
高円寺という街にはよく別バンドで行ったりなどしてたけど
どうにもこうにも
高円寺という場所に矛盾を感じていた

多分昨今この矛盾や苛立ちは

高円寺という場所だけではなく

人間の属性というか性格や思考に関して思うことがこの曲には出ている


例えば
「縛られず自由に生きる感じを肯定してくれそうだからこの街にいる」
という人間が
「自由な街」と雰囲気と特にない確証や空気感で語っていると、

私はその「縛られない自由な街」に縛られている感じがして
ものすごいむず痒くなる。


簡単に言えばこの曲はそういう曲。

縛られたくないという感情に縛られていたり
新しいものはいらないといいつついつかは人間飽きる

状況vs人間 場所vs人間

をキャッチーに分かりやすく口から出てきた
というだけ


まあ私の性格のめんどくささなだけだけど
それでこの曲がリリースできたなら
まあこのクソ逆張りひねくれ野郎でも
よかったと思いますわ


貴方も今いる場所からちょっと抜け出したら
案外おもろいかもよ。


ということで先日

高円寺イノセンスを各種配信サービスで音源出しました!

umililikaソロ初の
サブスク解禁です〜!

結局最後の最後になっちゃったけど
umililikaがソロやっていた証

高円寺イノセンスはバンドじゃやらないのでみんな聴いてね

↓各種リンク

https://t.co/zplJdjuBVV


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