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レジリエンス恋愛塾.3ー欲しいものを欲しいと言えるために♡

こんにちは、メンタルケア心理士・恋愛カウンセラーの櫻麻 莉子さくま りこです。
恋愛力を高め、折れない心をつくる『レジリエンス恋愛塾』。
3回目は、心のレジリエンスを高め、本当に欲しいものを手に入れるための「目標設定と自己肯定感」について、書かせていただこうと思います。

なんだかんだで”我慢”しちゃってませんか?


ーあなたは、欲しいものを正直に「欲しい!」と言えるタイプですか?

実は、昔から気になっていたんです。
遠い昔の中学高校生時代から、会社に入り社会人になっても、常にわりと気になっていました。

なんとなく、みんな本音を隠して生きてるよね。と。

特に、「私はこう思う」「私はコレがしたい!」「私はコレが欲しい」という3大自己主張って、あまり声を大にして言う人が少ないように思えました。

例えば恋愛においても、大好きな人に自分から気持ちを伝えるより、なんとなく「好き」なニュアンスをほのめかして、相手から告白してもらう努力をする。
いわゆる”誘い受け”という恋愛パターンを好む人が、特に女性には多くみられる気がします。

これ、日本特有の現象なのでしょうか。
私は海外生活をしたことがないためわからないのですが、欧米での生活を経験したことのある帰国子女の同僚などは、『主張しなすぎ笑。みんなオカシイ!』と不思議がっていたのを思い出します。

もちろん、周囲の誰かを不用意に傷つけてしまうことがないようにすることは、とても大切です。
鋭い本音をオブラートに包んで表現したり、あえてその場で言わない、ということだってあるでしょう。

「不言実行」が美徳とされることを考えれば、「コレをしたい!」「実現したい!」と声高に発信する人より、黙って実現していく人の方が信頼される、というのもわかります。

さらに、「こう思う」に関しても、ひとりひとりの多種多様な考えがあるわけですから、主張してもみんなが一致するわけでもありません。
自分の思うところを淡々と実行すればいい、ともいえるでしょう。

でも、「コレ欲しい(こうなりたい)」に関してだけは、もっと気軽に口にしていける風潮が広がっていったらといいな、と思っています。

それは、この言葉を言うためには、ある程度自尊心が高められている状態であることが必要だからです。

マウンティング会話に学ぶ、欲望の明確化の大切さ


自尊心が高い=自分自身を認め、自己肯定する力がある

ということ。

そして、自己肯定感の高さはそのまま、心のレジリエンス力にも直結しています。

*彼のこと気になるしたぶん好きだけど、私なんてダメだよね……
*こんなファッションしてみたいけど、私には着こなせない。
*挑戦したいメイクがあるけど、年齢的に似合わないかも?
*もっと安心させて、って彼に伝えたいけど、うまく言えない。
*彼と結婚したいけど、自分からプロポーズするのはちょっと不安

どうせ私なんて……。
という自己肯定感の低さは、欲しいものを欲しいと素直に表現する気持ちにブレーキをかけてしまいます。

欲しいもの、なりたい自分が明確化できていて、口に出しては言えないだけ、というのならばまだ良いのです。
ですが、自己肯定感が低い状態が常態化してしまうと、自分の欲求そのものが”見えない”状態になってしまったりもします。

そうするとどうなるのか。
押し込められたあなたの”願望”は、自覚されることもないまま潜在意識の中に隠れてしまいます。
そして、本来あなたが心のどこかで「欲しかったもの」、「なりたかったもの」を実現し、体現している人を見ると、なんだか心がモヤモヤするようになるのです。

マウンティング女子を例にとれば、わかりやすいと思います。
これは、元は同じ学校の同級生で、久しぶりに会ってランチしている「キャリアウーマンのAさん(未婚)」と、結婚を気に仕事を辞め子育て中の「専業主婦Bさん(既婚)」の会話です。

キャリアウーマン:Aさん 
『プロジェクトのリーダー任されてから残業多いし毎日忙しくて。やりがいもあるだけに、まだ結婚とか子供とかはいいかな…』

専業主婦:Bさん
『え、リーダーなんてすごい。私なんてストレスに弱いし、家族と一緒に過ごす時間減るのも嫌だし、お仕事復帰は無理かなあ』

どうでしょうか。
客観的にみると、完全にマウンティング会話が成立していますよね。

Aさんは、プロジェクトリーダーに抜擢という自慢話に加え、結婚育児については「まだ〜いいかな」と否定。でもあえてその部分に言及しているがゆえに、そのことをとても意識していることがわかります。

一方Bさんは、「すごい!私なんて〜」と相手を持ち上げるフリをしつつ、家族と楽しい時間を過ごし、旦那さんに守られているアピールをしています。

”マウンティング会話”といわれるものの多くは、自分で自分(の欲求)を認めてあげることができないゆえに、他者から承認されたい、という想いが肥大化して成立してしまうものなのです。

コレが行き過ぎると「羨望」や「嫉妬」、果ては「憎しみ」にまで気持ちがエスカレートしてしまうことがあるので、要注意です。

さて。
ではこの会話を、お互いが素直に「自分の欲しいもの」を明確化している状態での会話に変換してみましょう。

キャリアウーマン:Aさん 
『プロジェクトのリーダー任されてから残業多いし毎日忙しくて。やりがいはあるけど、私もBちゃんみたいに結婚したいよ〜! さっき見せてくれた写真見たら、子供も欲しくなっちゃった♡ あ、でもその前に彼氏つくんなきゃだけどね笑』

専業主婦:Bさん
『え、リーダーなんてすごい。私も仕事してた頃楽しかったなあ。復帰したい気持ちはあるけど、私仕事でのストレスに弱いしね。今は家族と子供育てを楽しむ時間が私の仕事だって思って頑張る。いつか職場復帰するときは相談に乗ってね!』

この会話では、お互いに自分の願望を素直に伝え合い、心から相手の状況の一部を「いいね♡」と思っていることが相手にも伝わります。

欲しいものを脳にインプットしてみる

満たされない思いが肥大化した承認欲求になってしまう前に、自分は本当は何が欲しいのかを明確化することの大切さ、お分かりいただけたでしょうか。

まずは認識しましょう。
口に出して誰かに言わなくてもいいんです。

本当は口に出した方がより一層良いのですが、言ってしまって実現できなかったらカッコ悪いし、という気持ちだってあるでしょう。
人間だもの。

ですからとりあえずは、私はこうなりたいんじゃないか、これを欲しいと思っているんじゃないか、ということを、しっかり心の中で自覚できるようにすること。

これだけでも、全然見える世界が変わってきます。

では、どんなふうに変わってくるのか。

『未来の私はこうなっていたい、こうなっている』という明確なセルフイメージを持つことで、その「未来」から「現在」に向かって時間を逆算して行動していくことができるようになります。

いわゆる”コーチング的な理論”に興味のある方でしたら、似たようなことを言われたことがあるのではないでしょうか。

未来の姿を想定し、脳にインプットし、そこに向かって実現していくことが大切。

できることからでいいんです。

こうだからダメそうだな!
ああだから無理かもしれないよね。

そんなふうに心にブレーキをかける前に、自分がいま、そのためにできることを探してみませんか。

例えば…

◉この人と絶対に付き合いたい、と思ったら
彼と同じ趣味を始めたり興味あることを調べて会話の糸口にする。
本の貸し借りなど、気軽に応じてもらえそうなお願い事をしてみる
思い切ってランチや飲みに誘ってみる。

◉この服をデートに着ていきたい!と思ったなら
太り気味なら頑張って2キロ痩せて、メリハリボディになってみる
痩せすぎならちょっとグラマーになってマシュマロボディを目指す

◉このメイクが似合う顔になりたい、と思ったなら
食生活を変えて先週よりも肌荒れを減らす
たるみケア、シミ取り、などアンチエイジングを頑張る
メイク動画を見て上手なメイク方法を学んでみる

……などなど。
願いの数以上に、それを叶える方法もたくさんあるはずです。

本当に欲しい、絶対に欲しい、というか、もう私は手に入れました!
というほどに日々、脳にインプットすることで、諦めない気持ちは強まります。
そう、これこそが”イマジン”です。
想像は創造を呼び、イメージしたことはカタチになります。

この想像力(妄想力)と、何があっても諦めない気持ちを育てることは、心のレジリエンスを高めることそのものです。

あなたが一番欲しい未来を思い描いて、欲してみてください。
そこに向かって、一直線に進む道を想定して♡

欲しい未来が、確実に具現化しますように……
あなたの恋を、心から応援しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました♡
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櫻麻 莉子(Rico Sakuma)
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