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パイモンBはどう生きるか 〜スナイパーパイモンB空手編〜

スナイパーパイモンB空手とは!

相手の攻撃力の減衰を目的とし、

スナイパー要素はここです

思わぬバランスの崩壊

そこから派生する一撃必殺

(本当に一撃とは言ってない)

これが、スナイパーパイモンB空手だ


序章. 結論

みなさんこんにちは。
パイモンBを諦めたり諦めなかったりする会の者です。
実は前回の記事(https://note.com/lilivid/n/n42873089bf76)で、こういうコメントをいただきました。


そして、バールベリトも引いちゃいまして

これはもう、「本当に星間の塔を何度も登りたくないんだけど仕方ねえから責任とってやるしかねえなあ」ということでやってきました。


結論としては、パイモンBはグランアビスに勝てるし、グランアビス戦の解答としていい線行きます。



おめでとう、おめでとうパイモンB。
というわけで、ここからは具体的な編成と戦術を説明していきます。


1. なるべく配布多めでグランアビス


まさかのジズLDアスモ編成。
ジズは前衛の耐久アップMEに加えて、パイモンがゲージ減少を受けないで済むというのが事故防止要素としてあまりにも大きい。
アスモデウスはアタッカーなら誰でも良かったのだが、「グランアビスの防御を抜ける火力」と「死喰らい初手奥義に耐える高HP」、「パイモンとサレオスからタゲ分散させる前衛」を満たせるのでベストマッチ。
耐久戦だが、フォトン事故率が0にならないので、なるべく早く片付けるに越したことはない。

アスモデウス以外のアタッカー候補としてはフルカスBやブネB、アマゼロトB、フェニックスB(狂炎で焼くのはグランアビスの撃破ターン調整がややキツイが)あたりが向いていると思う。

・基本戦略

「パイモンでオーバーチャージを掛けた後、サルガタナスがジャガーノート+スキルを撃つと3T全体攻撃デバフ93%が付与できる」ことを利用する。
1〜2ターン目を生き残るように祈りつつ、3nターンにデバフを入れ続け、後は余ったフォトンで死喰らいの主→グランアビスと倒す
ジズはゲージ減少無効のMEを持っているので、死喰らいの奥義を食らってもパイモンのゲージを常に高く保てるのが強み。

・オーブについて

ジズ:
メイジマーマンで確定。事故死対策に後衛に蘇生オーブを持たせたいが、他に持てる人がいないので消去法で。

パイモン:
敵の火力が高いのでダメージ軽減が安定する。余ったフォトンを火力に変換できるので攻撃力のあるパイモンはウルマフがいい。ウルマフも神域の渡り鳥もなければSRヘルカイトになるが……それだと序盤が厳しいかもしれない。

サレオス:
理想は神域の渡り鳥。序盤を安定させつつアスモの火力も伸ばせる。筆者は持ってなかったのでHPを伸ばせるポルックを採用。サレオスに素早さは要求されないのでイルベガンでもいい。サレオスは硬いのでSRヘルカイトでも耐えれる気がする。

アスモデウス:
火力担当なので特攻も入るロクサーンでほぼ決まり。どうしても耐久が足りなければ軽減系オーブに変えるのもありだが、アスモデウスは1〜2ターン目に死んでも別にいい(耐久が成立してから蘇生してもなんら問題ない)ので、やはり火力重点だろう。

サルガタナス:
ジャガーノートで確定。これがないとオーバーチャージ戦略が成り立たない。

・塔バフ、コンディションと霊宝
まず、今回は絶対に登り直しにならないようにバーストのHP30%、防御20%の塔バフを掛けています。その上での所感です。

ジズ:
バフ、霊宝こみでHP8500あれば大丈夫。リリックでHPを伸ばすと良い。霊宝なし絶好調でいけたので、好調でも霊宝次第でなんとかなる。

パイモン:
オーブ効果で初手奥義の被ダメは7500ほどだが、1~2T目はその後も殴られるため、HP盛りつつスウェルゴブレットや冬暁ウッドパイの回復に頼るか、奥義耐えられるラインのHPを確保したら後はタフネスチョーカーをガン積みして祈るかどちらか。
とにかくパイモンが覚醒スキルを使えないと終わるので絶好調にしておきたい。幸い、ここまでパイモンBを使わずにキャリーするのは別に難しいことじゃない(特段の使い道がないので)。

サレオス:
初手奥義の被ダメは10000くらい。HPを盛ろう。リリック大中小+スウェルゴブレットorタフネスチョーカーがいい。好調ならだいたい耐えられると思う。

アスモデウス:
塔バフにも依るが、基礎HPが高いので烈火4積みでいい。画像ではME2・4で耐久を増しているが、ジズMEの1・5番に載せた方が火力が出る(ゲージ減少を受けない=奥義が比較的楽に撃てる)ので、ステータスが十分ならサルガタナスとMEを入れ替えよう。

サルタガナス:
ジズ同様HP8500あればOK。ジャガーノートのバフがあるので、リリック無し好調でも塔バフ軽く積めば耐えられる。霊宝は連鎖発動すればOK。サルガタナスが死ぬ時は他が壊滅してる時。

・詳細戦略

1T:サレオスにスキル1個が必須。あとは被弾運次第。
理想はサレオスSS、パイモンCAA。スキル1個も取れなければ毒で死んで負ける。残りフォトンでパイモンのゲージを貯める。
2T:パイモンがサルガタナスに覚醒スキル。
フォトン余りはSをサレオス、ACをアスモデウス。なお、オーバーチャージの付与に成功していれば、前衛が1〜2人死んでてもなんとかなることが多い(ジズで蘇生して立て直せる)ので諦めるには早い。
3NT:サルガタナスにOSが必須。
残りはサレオスでHP回復(デバフ成立後も3NTの1巡目に死喰らいから殴られるので多少は回復を入れた方がいい)、パイモンでオーバーチャージの貼り直し、アスモデウスで殴るなど。
(3N+1~3N+2) T:特記事項なし
以降、敵の攻撃は大半が1ダメ。グランアビスのスキルのみ300くらい受けるはず。オーバーチャージの貼り直しだけ気をつけつつ、死喰らいを殴り続けよう。アスモデウスの奥義やロクサーンに突風を合わせたい。
死喰らい撃破後:特に変わりなし。デバフを維持しつつ殴り倒す。
グランアビス1回目撃破直前:ここだけ注意が必要
蘇生後にデバフを掛け直す必要があるため、トドメを刺すのは「3N-1ターン目、あるいは3Nターン目の1巡(グランアビスに1発殴らせてからアスモ奥義などで落とす。デバフは翌ターンに貼る)」などの見極めが必要。アスモデウスの突風奥義なら霊宝次第で5万くらいは出るので、調整自体はかなり簡単。
グランアビス1回目撃破後:
スキルで全体300くらい受けることを除けば変わりなし。サレオスのスキルで回復は十分追いつくので、同様にデバフを維持しつつ適当にアスモで殴り倒す。

・撃破までの速度

40ターンくらい。アスモをゲージ減少無効MEに乗せて奥義を積極的に狙えばもうちょい早まるはず

・勝率

1~2Tを凌げる確率が体感60%くらいで、安定後にフォトン事故が起きない確率が計算上90%くらいだと思うから、合計50%くらいのはず。

序盤の負けルートは「初手サレオスのスキルが取れない」「パイモンが覚醒スキル使用前に落ちる」「前衛が全滅」などであり、サレオス、アスモデウスが2~3T目にやられてもデバフ維持しつつ蘇生オーブで立て直せば勝算が残る。
途中のフォトン事故は「3Nターン目にサルガタナスがスキルを取れない」がほぼ全て。OSと積む必要があり、敵のスキル選択率がそこそこ高いので事故る時は事故る。デバフがある限り負けないからとアスモデウスを抜くと事故って泣く羽目になるので気をつけよう。
また、「デバフをかけ直す3Nターン1巡目に死喰らいから奥義を受けて死亡」も低確率ながらありえるので、デバフ後もサレオスとパイモンの体力はなるべく高めに保とう。

・この戦術の長所

序盤さえ耐えればあとはかなりの高勝率が期待できる。
パイモンBの覚醒スキルが2ターン目までに張れないことがほぼない。
サレオスはイカロエン単騎、サルタガナスは朧の闇で使う可能性が高いが、この2人は好調でも何とかなるのでコンディション調整が比較的容易。


この戦術の欠点



パイモンの代わりにリリスの方が安定する



リリス利用時の編成はこちら





僕の考えたスナイパーパイモンB空手が……

ちなみに安定する理由ですが、

・リリスなら塔バフとかコンディションとか適当でも初手奥義に耐える

・初手サレオスのスキルさえ打てれば、2ターン目で前衛が全滅してもOKなので序盤の耐久が容易

・カミハカリで呪いが防げるので意外と問題なく2ターン目の覚醒スキルに到達できる(チャージ1個取れたら間に合う)

・特性でアスモデウスとウルマフオーブの火力が上がる

・サルガタナスにチョーカー2個積めば5ターン目以降、サルガタナスが死喰らいより早く動くので死喰らいからの奥義被弾も1ダメにできる

チョーカー1個で素早さ1062。2個なら1091で死喰らいの1064を抜く




リリス、お前にあたえようスナイパーパイモンB空手免許皆伝を……





2.バールベリト使用型の高勝率編成



先に思いついたのはこっち。
色々試して安定感を上げた構成。

・基本戦略

バールベリトのME込みだと基礎倍率25*1.2(ME)*2.5(OC)*1.5(S強化)で倍率112%のデバフが掛けられるので、完全にダメージ1にできることを利用する。
こっちはアリトン(剛堅で初手被ダメ0)がいるので1~2T目に奥義被弾後のサレオスやパイモンを容易に守ることが可能。むしろHP盛りすぎない方がいいまである。
事故要素を可能な限り排しており、3Nターン1巡目に死喰らい奥義が来てもバールベリトのブレイクで対処可能。グランアビス1回目撃破とデバフのタイミングがずれたとしてもアリトンのバレット付与スキルとバールベリトのブレイクで遅延がそれなりに可能
なにより、もっとも大きな事故要因である「3Nターン目にサルガタナスにOSと積めない」を回避可能。スキルが1個も出なかったとしても、アリトンにO、サルガタナスにAOまたはCOと積めば2巡目にデバフが打てる。
ジズ編成に比べると1発の火力が落ちるので時間は掛かるが、序盤中盤終盤の全てで安定度は上(ブレイクや敏腕pの使いどきなど、フォトンドリブンの難易度はこっちの方が高い)。
唯一の注意点としては、ブレイクでも死喰らいの奥義を完全に防げるわけではないので、「パイモンがゲージ減少を受ける可能性がある」点には注意が必要。

・オーブ

バールベリト:
事実上の自由枠なのでハニワキングを採用。
火力が低いので、撃破までの時間を短縮するために防御無視を付けた。低確率だがサレオスの暗闇反撃とのシナジーもある。ブレイクが苦手ならばバディラッチェも選択肢に入るだろう。

アリトン:
敏腕Pが必須
特性のHPバフが序盤の安定化に貢献しつつ、技でフォトン事故にもリカバリー案を与えてくれる完璧な組み合わせ

サレオス:
比較的自由だが耐久と火力が両立できることからイルベガンを採用
万全を期すならばポルックもありだろう。メイン火力はアリトン奥義、ウルマフ、バールベリト奥義が担うので、サレオスに火力オーブは不要と言えば不要。ポーラでもいいかも。

パイモン:
耐久を盛らないと初手で死ぬのでウルマフを採用。
ほぼ確定枠な気がする。長丁場になるのでオーブでの火力も重要。バレットは暇な時にアリトンが使ってくれるのも芸術点が高い。

サルガタナス:
ジャガーノートで確定

・塔バフ、コンディションと霊宝

先ほど同様、登り直しが嫌で可能な限り盛っている。
カウンターの塔バフはHP27%、防御33%。ただ、実際やってみると耐久面は相当に余裕があったので、もっと緩くても大丈夫なはず。

バールベリト:
初回攻略時は絶好調LV65霊宝無しで勝利したので、大体何でもいい。
選択肢としては剛堅採用して初手奥義を防いでしまうか、シーナリーや狂勇を積んで火力を上げるかのどちらかだろう。多分シーナリーが丸い。

アリトン:
剛堅発動すれば何でもいい。コンディションも好調なら問題ない

サレオス:
ジズ編成と同様だが、そこまで盛らなくてもアリトンがなんとかしてくれる。

パイモン:
こっちもジズ編成と同様だが、同じくアリトンに守ってもらうので多少は攻撃のことを考えられる。絶好調ならシーナリー積んでもいいのかも。

サルガタナス:
連鎖が発動すれば何でもOK

・詳細戦略

1T:サレオスにSが必須
敵ターゲットは指定なし。あとはフォトン次第だが、「アリトンでグランアビスのフォトン破壊を狙う」「パイモンのゲージを貯める」「バールベリトをブレイク待機させる」などを進めよう。
2T:パイモンでサルガタナスにOC付与
それ以外は1Tと大体同じ。死喰らいのスキル連打がヤバそうならバールベリトのブレイクやサレオスの回復、グランアビスの攻撃が厳しそうならアリトンのフォトン破壊を狙う
3NT:サルガタナスにOSと積んで全体デバフ
敵ターゲットは死喰らいに変更。以降はデバフ維持しつつ火力出すことだけ考えればOK。2回目以降のデバフ付与では、「初手5つのフォトンに一つもスキルがない」場合は敏腕Pを使ったリカバリーを考えた方がいい。
(3N+1 ~ 3N+2):
オーバーチャージの掛け直しにだけ注意する(特に死喰らいの奥義が撃たれる前後)。余ったアタックはアリトン、スキルはバールベリトに渡しつつ、適宜オーブで打点を出していけばいずれ死ぬ。バールベリトは弱体付与のたびに覚醒ゲージが上がっていくので、適宜奥義を打ってゲージを減らしていこう
倒す順序は死喰らい→グランアビスで、グランアビス撃破1回目はなるべくデバフのタイミングに合わせるのを忘れずに(火力が低いのでやや調整が面倒)。

・撃破までの速度

だいたい60ターンくらい。
オーブやアリトンの奥義で5000、バールベリトの奥義で15000みたいなダメージレンジなので、本当に時間はかかる。

・勝率

デバフ戦術に入るまでの成功率は90%くらいあり、デバフ戦術に入った後の成功率も98%くらいあるはずなので、88%くらいだとおもう

・この戦術の長所

とにかく安定性が高い。フォトンドリブンに慣れればほぼ勝てると思う。
バールベリトMEでアホほど攻撃力を下げると楽しい
死喰らい撃破後はバールベリトがうっかり死んでも勝てる(スキルの背水バフの限界に挑戦したらミスって死んだけど勝った)

・この戦術の短所
①時間がめっちゃ掛かる
②ブレイクの維持、オーバーチャージの張り替え、火力の出し方について、死喰らいと蘇生後グランアビスの奥義に合わせたフォトンドリブンの判断、そして弱体付与時に変動する覚醒への注意が求められるので慣れるまでやや大変。

・この戦術の欠陥




やっぱりリリスの方が安定する




ちくしょう、リリスが強すぎる


リリスwithカミハカリを入れることで、
・序盤に事故死が起きても蘇生すれば問題ない
・サルガタナス奥義→リリス奥義を回せると火力がかなり出せる(ただし、バールベリトやサレオスの速度が死喰らいを超えるのでブレイク順や治療のタイミングには注意)
・そもそも攻撃バフ45%が常時かかるので時短効果がデカい
・前述した通り死喰らいをサルガタナスが速度で上回るので死喰らいの奥義に対するブレイクをさほど気にかける必要がない。ドリブンが楽
などなど……悲しい現実なのだなあ



3.そもそもリリス+サルガタナス+サレオスの3人でメタが完成してしまっている


この組み合わせで敵の攻撃は全てメタれるので、怖いのはフォトン事故のみ
自由枠にカウンターの敏腕Pかラッシュのアナキス持ちを置き、あとは適当に火力が出せれば勝ちます。


まあ、本家のスナイパー空手も、開祖よりエアマスターの方が強かったから仕方ないんだ……仕方、ないんだ……



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