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目から聞こえる、声の大きさ

webで個人が自由に発言できるようになってから、20年近く経つと思います。
私はその過渡期に多感な時期を過ごし、BBS(懐!)に書き込んでた時期もあったし、初歩的なHTMLタグを手打ちして作った自分のwebサイトを持ってた時期もあります。
その当時は日記も自分でタグ打ちしながら書いてましたが、そのうちブログというものが登場し、そこで日記を書いたり写真用のブログも作ったりしてました。
そして今はTumblrになってます。(いちおう、Tumblrもブログサービスですね)

今それを思い返すと、全部、字がちっちゃかった。
タグ手打ちで作ってたサイトも、文字サイズをすごく小さくしてました。もちろんブログ時代も、今のTumblrもです。
このnoteや、遠い昔のmixi(懐!!)の日記など、見た目のカスタマイズがあんまりできないサイトの投稿は、スマホはいいとしてもPCで見ると、私にとっては文字が大きい。

広告などのデザイン制作をしている時、文字の大きさを決める基準はいろいろあると思いますが、私の場合は、「音(声)の大きさ」になります。
大きな声で伝えたい商品名などは、どーんと大きな字で。
注釈とかそんなに声を大にしていう必要もないものは、こそっと小さな字で。
そのマイルールが、個人サイトを作ってた時期からずっと染み付いています。

私にとって、写真も日記も誰かに向けて撮ったり書いたりしてるのではなく、あくまで自分のためであり、独り言です。それを、まあいわゆる承認欲求みたいなもので公開しているような感覚です。(今の時代、それは悪いことではないと思っています)
けれど、やっぱりただの独り言なので、ちっちゃい字で書くほうがしっくりくるのです。

たくさんの人を巻き込めるような、説得力のある内容を書けない私にとって、noteは意外に窮屈かもしれません。

Tumblr → i k i n u k i


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