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2023沖縄キャンプ(3)

今回で沖縄滞在記は最終回。ヘッダー画像は立教が日本一になった時の主将、阪神・熊谷選手です!


DAY8 GIANTS

2月16日(金)。ジャイアンツの練習を見に行ったわけではないのですが、朝のランニングで、沖縄セルラースタジアム那覇がある奥武山公園の周回コースに走りに行くと、この日から那覇に移動してきたジャイアンツの神社参拝があるそうで、ファンや報道陣が選手の到着を待っているとことでした。

トレーニングGPSウォッチGARMINの記録

走りながら横目に報道陣を眺めたら、スポーツ紙でジャイアンツを担当している立教野球部OBの記者を発見。待機中だったこともあり、自分の練習が終わってから立ち話することができました。久し振りの再会が那覇になるとは思わず嬉しかったし面白かったです笑

DAY8 FIGHTERS

午後は再び名護で用事があったので、ファイターズが練習する球場に立ち寄りました。遠目に軽く打撃練習を眺めただけなので、誰が誰だか分からなかったのですが、日大三高野球部御一行も見学に来ていて楽しそうでした。

今日は練習が終わる前にチラ見できました

その後、この日も「宮里そば」でランチ。スポーツライターの高木遊さんが2日前の取材の際にこの店を訪れ、沖縄そばも美味しいけれど、トーストも美味と発信されていたので、グルメな高木さん情報を信じてオーダーしたら、本当に美味しくてビックリしました笑

肝心の沖縄そばではなく100円のトーストを載せるやつ

夜は自分同様に東京六大学のOBで母校を熱心に応援され、沖縄でOB選手巡りなさっている方とご飯。昨年12月の台湾でのアジア・ウィンター・リーグ以来の再会でしたが、とにかく話が面白く、野球部への愛が深いので、集合から解散までの3時間があっという間。東京に帰ったら延長戦をしましょうと語り合ったのでした。追記:そろそろ勝たせてください。

DAY9 TIGERS - EAGLES

2月17日(土)。究極の二択。中川颯と荘司康誠が同じ日、同じ時間帯に、それぞれ複数イニング投げると聞いていたので、どちらに伺うか悩みました。

結果的に楽天ー阪神を見に行くことにしたのですが、
・田中和基選手、熊谷敬宥選手も見られる
・楽天の新ユニフォーム(ビジター)も見られる
・宜野座は写真が撮りやすくアングル豊富
・北谷は宜野座のようには写真を撮れない
・颯のビジターユニフォームは先日の紅白戦で見てる
以上を見越して、2日前に颯のブルペンをじっくり見ることに専念していたのでした。

そんなわけで今回の滞在で初めてタイガースのキャンプ地・宜野座を訪問。昨年、日本一になって、キャンプ見学に訪れるファンもかなり増えたと話を伺いまして、この日、ようやく重い腰を上げて朝7:30に到着(気合い入れました)。

午前中はタイガースの選手が午後の試合に備え、順次バッティングしつつ、合間で守備・走塁の練習。

三塁線の打球をバックハンドで捕球

熊谷敬宥選手(2018卒・仙台育英)の守備練習を久し振りにじっくり目の前で見ることができました。前日は特守だったそう(朝の時点で知ってたら見に行ってたのに)です。サードでノックを受けている姿を三塁側スタンドで眺めていたのですが、やっぱり上手い。

今まで立教の野球を20年弱見てきてるのですが、最強堅守の二遊間を選ぶなら2016年のセカンド高橋・ショート熊谷の名前をあげるくらい、信頼感ある内野守備。この日はサード守備練習→走塁練習→打撃練習→セカンド守備練習と回って試合に備えていました。

阪神先発の青柳投手。この日は雨降りませんでした。

練習試合のスタメン、阪神はこの日が初戦で顔見せの側面もあり、先発の青柳晃洋投手を含めほぼフルオーダー。楽天も開幕投手候補の早川隆久投手が先発と、見どころたくさん。

遠投する早川投手。練習試合にも関わらず外野もこの客入り、ラッパもありました。

お目当ての荘司康誠投手(2023卒・新潟明訓)は6裏から登板。7裏までの2イニングを無失点で抑えました。

背景の黄色に阪神戦を感じる

宜野座のスピードガンは少し甘いと感じましたが、最速154km/hのストレートを中心に、変化球を少し混ぜながらのピッチングで、仕上がりの良さを感じました。

また、登板前にはブルペン投球を間近で見ることができました。プロ野球のフランチャイズ球場では、ブルペンを真後ろから低いアングルで見ることができないので、撮影する上でのパークファクターに恵まれました。今まで彼を撮ってきた中でも、この画角は初めて撮った気がします。

背景に田中和基会長が写り込むあたり、先発登板のブルペンでは見られない状況

ちなみに4番ライトでスタメン&フル出場した田中和基選手会長(2017卒・西南学院)ですが、4打席(左右2打席ずつ)立ってノーヒットでした。がんばれ、かーくん。

翌日は途中出場で2安打だったらしい

試合終盤には熊谷選手もサード守備固めで出場。打席は回りませんでしたが、堅実なゴロ処理を見せていました。

右袖のチャンピオン・エンブレムを見たかったんです!

阪神の選手がホーム用ユニフォームで試合に出ている姿を、これだけ近くで撮影できる機会って、シーズンが始まったらとても難しい(甲子園遠い+チケット確保できない)ので、サードで見ることができてラッキーでした。

また、セ・リーグのチャンピオン・エンブレムのカラーリングが、阪神のユニフォームのカラーにマッチして、とても良いですね。

試合後、楽天の選手が引き上げる中、和基が敬宥に挨拶してるシーンも見られて、これはこれで懐かしいシーンでした。

この日は、トライアスロンのチームメイトでシューズメーカーにお勤めの方が家族旅行で沖縄を巡っていて、野球好きということもあり球場に立ち寄られた際に会うことができました。5ヶ月になるお子さんを連れていて、今までずっと会いたかったけれど会えてなかったので、本当に嬉しく楽しかったです!

さらに荘司投手の登板のタイミングに合わせ、北谷から立教生の後輩(とご友人)が移動してきました。荘司が学生の頃からずっと見てきた方々なので、プロで投げる姿を一緒に見ながら、感慨深くなったりしていたのでした。

追記:ベイスターズ・中川颯投手もドラゴンズ相手に3回無失点!映像も見ましたが、フィールディングも良く、投球内容の評価も良かったので嬉しいですね。
また、石垣島ではマリーンズ・澤田圭佑投手がCPBL樂天モンキーズを相手に1回無失点の好投。立教の背番号18の箱推しとして、これほどに嬉しい報せはないですね!

DAY10 ???

2月18日(日)。本当はこの日まで沖縄に滞在予定だったのですが、沖縄本島で見たい選手は一通り見終えていたので、1日繰り上げて土曜の夜に帰京しました。

強いて言うなら、スワローズ・松本直樹選手、タイガース・熊谷敬宥選手はもう少し見ておきたかったのですが、出場機会が読めなかったことと、写真撮影にはあまり向かない球場での試合だったので、優先度は低め(結局2人とも守備から入って打席に立ったらしい)。

あと、2022大学JAPANの選手ももっと見ておきたかったのが本音。ファイターズ・進藤捕手、ドラゴンズ・辻本選手、ベイスターズ・林選手、イーグルス・渡辺投手、ジャイアンツ・萩尾選手、マリーンズ・友杉選手あたりは消化不良でした。
今回タイミングや場所が合わなかった選手も含め、シーズン始まったらどこかしらで見られると良いなと願っています。

また、一瞬、伊江島で日立製作所のキャンプを見ることも考えて、念のため打診も入れておいたのですが、3月のJABA東京スポニチ大会や、東京六大学社会人対抗戦でも神宮球場で見られることから、やっぱり優先度は下がりまして。
さらに沖縄ではないのですが、松山での東芝キャンプも昨年に続き地元の方から猛烈なお誘いをいただいてましたが、予算とタイミングの都合で今年は断念。送迎ネキ(というあだ名の友人)に松山空港に送迎されたかった笑

連日の移動に仕事に、気候の変化に練習に、自身もかなり疲労が溜まっていたので、日曜は東京の自宅でゆっくりしつつも、日本写真芸術専門学校の写真展と、東京工芸大の卒展で写真学科の展示を巡りました。
どちらも知り合いの学生さんが出展していて、なおかつ最終日だったので、良い機会と思って見てきましたが、得るものもたくさんありました。
現地で皆さんから直接、展示写真の意図を伺えて、染み入りました。

自分は今回の沖縄遠征から撮影機材のレンズをアップグレードしたのですが、より表現したいものを、正確に表現できるようになった感じを受けてまして、今までの自分には出せなかった写真を撮れている実感があります。

マスコミとは違う立場で、クオリティ高い写真を、応援している被写体やその周りの方に届けたい。それだけではマネタイズは難しく、今年はできる範囲内での活動にはなりそうですが、熱い気持ちはそのままに、楽しく続けられたらな、って思ってます。

沖縄から始まった今シーズンも、どうぞよろしくお願いします!


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野球が好き

継続した撮影活動のため定期的に機材の点検修理を行っています。 もし私のご活動をサポートいただける方がいらっしゃいましたら、機材経費に充てさせていただけますと幸いです。