見出し画像

東京に行くの巻(4月編)

4/21(日)つづき

※自分のために記録します、暑苦しく書いておりますのでお気をつけて…※

今日は吉澤嘉代子のライブ!
まずは会場に到着して、グッズを購入。

開場から開演までのBGMは、「青春」がテーマの曲で編成されていました。
会場に入った瞬間は、風立ちぬ(松田聖子)を大滝詠一がカバーしている曲が流れていたり、
セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子)や卒業(斉藤由貴)も流れていました。きゅんきゅんして、しびれるぅ〜!!

一曲目は大好きな「みどりの月」で、号泣。
六花というアルバムは、涙という言葉と春という言葉がよく使われていてこの季節にぴったり。

そのあとは"青春"がテーマの可愛い曲が並ぶ。
「ラブラブ」は音源で聴くと、恋をしている時の浮かれた気持ちのような、ちょっぴり騒がしいハッピーな曲なんだけど、今日のライブはドラム不在のためしっとりバージョン。このアレンジ好き。

それから、女子高生2人がテーマの曲(※私がそう解釈しました)が続いて、「魔法はまだ」なんかはグルーヴ感が最高。ずっと最後のラップ部分を聴いていたかったよ。

「すずらん」は、去年のヤッホーフェスで初めて聴いて、忘れることができなかった曲。
六花に収録される前にライブDVDに収録されたので「すずらん」を聴くためにライブDVDを何度も見て、見ながら歌詞をノートに書いて、そのノートを何度も読んでいた。
取り憑かれたように好きになった曲なので、この曲を聴くために今日のライブに来ることを決意したようなものです。

最初に聴いたときは、メロディーやかよちゃんの歌い方で、可愛い曲!!と思っていたのだけど、なんといっても歌詞がやさしくて好き。サビだけ抜粋。

涙が流れてゆくのを許してくれる人よ
私の窓辺に優しいおひさまが届いた
貴方こそいちばんの贈りもの

すずらん/吉澤嘉代子

涙を流すことを許してもらえなかった子供だったけれど、大人になって、涙が出てしまった時にそっと寄り添ってくれた人がいて、悲しいときは人前で泣いても大丈夫って思わせてくれた人がいて。
その人とはもう会えないけれど、それってとびきりの優しさで、愛だと思うのです。
そう思ってまた涙してしまったし、私も誰かにとってとびきり優しい人になりたいと思い続けている。

そのあとは夜のような曲が続く。
中でも「ゆりかご」は、ライブで聴けると思っていなかったので大興奮。
この曲は岡崎体育氏とのデュエットソングなんだけれど、岡崎パートを君島さんが歌っている…!!
君島さんの声は、かよちゃんの声と溶け合うようで至福、昇天。こんな贅沢な音楽の中にいられるなんて。生で聴けるなんて。
曲の世界観と、それはもう宇宙一マッチしていて、たまりませんでした。はぁ〜…この曲だけでも、ライブDVDにして〜!!!

それから、大好きな「一角獣」という曲を歌ってくれて嬉しかった。

読みかけの本があるうちは
守られている気がしていた

一角獣/吉澤嘉代子

この歌詞に出会ってから何か悲しいことがあっても
「家に読みかけの本があって、帰ったらまた物語の続きに入って逃避できる。いまは悲しいことに心が支配されているけれど、遠ざかることができるから大丈夫。」って思えていた。
歌詞も、短歌も、好きな言葉は私の心のおまもりになる。


アンコールは「抱きしめたいの」。この曲を初めて聴いたのはインスタライブで、一度聴いてすぐに好きになったのだけれど、この曲もなかなか音源化されなかったので、悲しい気持ちになったらインスタライブを何度も見返していて糧にしていた。
今日は繊細で儚げな君島さんの演奏で聴けて感激。

アンコールの最後、ほんとのほんとの最後の曲は「雪」。
この曲のために六花というアルバムを作ったとのこと。「雪」がかよちゃんにとって、とても大切な曲ということを知っていて、「六花」という言葉の意味も雪なのでそんな予感はしていました。

春がきたなら雪もとけて ここは涙の川になる
あなたは水色を泳いで 透きとおる声で笑うでしょう
季節はかならず巡ると

雪/吉澤嘉代子

「季節はかならず巡る」という歌詞が好きで、
それはなぜかというと、今はどんなに辛くても大丈夫、かならずまた新しい季節が来て時間が経って、大丈夫になるからって言ってもらえているみたいだから。
辛く悲しい気持ちは時間が経過することで癒えることが多いと私は信じている。


余韻が溢れる中、会場を出たら大雨。
傘を持っていなかったので、ハンカチを頭に乗せて1人歩きました。
こういうハプニングも思い出として愛したい。

姉夫婦が「せっかくだから泊まっていきなよ〜!甥も喜ぶよ☺️」と優しく言ってくれていたので、お言葉に甘えて姉夫婦の住む最寄駅へ向かう。

姉が駅まで迎えに来てくれて、夜道を歩きながら姉の育児に関する悩みを聞く。そんなに考えすぎなくてもいいんじゃない、大丈夫だよと言いたいけれど、私が何か言ったところで説得力ゼロだよなぁ…ととぼとぼ歩く。

でも、子供のことをあれこれ考えてあげられているだけで、子供は幸せ者だと思う。子供のことを幸せにしたい、元気でいてほしいって願うから悩むわけなので。その気持ちが溢れている姉だし、実際子供達は健全に優しく育っているように見えるので、大丈夫だと思うんだけどなあ。そんなに簡単じゃないかなあ。そっと見守って話を聞くことしかできなくてもどかしい。心強いコメントとか役立つアドバイスとかできたらいいのに。

姉の家に着くと、姉の旦那さんがご飯を作ってくれていたので、そちらをいただく。
思えば、人が作った家庭料理を久しぶりに食べるのが久しぶりで嬉しい。

甥っ子たちは寝ていたので、お喋りしてお風呂をお借りして就寝。ぐっすり眠れた。


4/22(月)

起床。
甥っ子が幼稚園に行く日なので「ご飯食べないの~」と声をかけつつ、私も着替える。幼稚園やだ!と言う子を着替えさせて、登園させるのは大変なんだな・・・と身をもって感じた。

姉と一緒に幼稚園まで同行させてもらい、甥を送り届けたら一緒に薬局に行き買い物。姉の家に戻り0歳の甥と遊んだり、見守ったり、化粧をして、近所のパスタ屋さんでご飯を食べる。
姉の旦那さんがお休みだったので一緒にご飯を食べたのだけど、二人ともお酒を飲んでいて「東京に住むとこういうこともできるのか・・・」とひっそり感動する。

ご飯をゆっくり食べていたら結構いい時間になり、そのまま幼稚園のお迎えに同行する。皆で寄り道して帰っていたら、姉と顔見知りの近所のおばあちゃんが「庭に鈴蘭がたくさん咲いたの。持って行く?」とのこと。
私はベビーカーと姉旦那とで、道路で待機。しばらく待っていたら姉が両手にたくさんの草花を抱えて戻ってきて、私も帰るときにたくさん分けてもらった。ふきももらったので煮物にして食べよう。

姉の家に戻って、甥っ子たちとしばらく遊んでバイバイする。ただただ生活をした一日だったな。
行きたいお店がたくさんあったけれど、来月行くことにする。

姉が最寄り駅まで見送ってくれて、上野駅で少し買い物をして帰宅。
家に帰ったら自炊しようと思っていたのに空腹に耐えられず、まっすぐ家に帰るのもなんだか寂しくて、スープカレーを食べて帰った。

服、ちゃんと撮りたかった📷
全部食べかけだよ
野菜のスープカレー
東京のすずらんが我が家に‼️笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?