見出し画像

ブルーオリジン初の有人宇宙飛行中継を観た

たまたま、アマゾンプライムビデオをつけたら録画中継が観れて、なかなか面白かったので内容と感想を記録します。

ブルーオリジンとは

ブルーオリジン(Blue Origin, LLC)は、Amazon.comの設立者ジェフ・ベゾスが設立した会社で、有人宇宙飛行を商品としたビジネスを始めようとしています。今まで有人宇宙飛行と言えば国家プロジェクトでしたが、それを民間企業が、レジャー目的の個人へ販売するということです。

番組概要

番組全体は2時間11分、発射の約1時間45分ほど前からテキサスの打ち上げ地点で中継がはじまりクルーの紹介や関係者のインタビューを交えて実況していきます。クルーが訓練所から出てきたのは発射30分前、そこからロケットに乗り込み打ち上げ、10分間の宇宙の旅を終えて着陸しハッチから出たところまでが放送されました。
ちなみに(もちろん)全編英語で今は字幕も英語のみのようです。私は字幕の出し方が分からなかったのでそのまま見ましたが、アナウンサーの女性の英語はとても聴き取りやすかったので、内容はわりと理解できました。アマプラを見ようとしたそもそもの動機はリスニング練習だったので、ちょうど良かったです。ゲストのシニアエンジニアの方は喋り方がモゴモゴしててちょっとわかりづらかった。。

感想

すごい。夢を感じた。ワクワクした。
というのがシンプルな感想です。女性アナウンサーが何度も言ってますが、これから沢山の人たちがこれに乗って宇宙に行くことができるようになっていきます。夏休みの予定は、宇宙旅行!って時代が遠からず来るかもしれない。その道のりの一歩を観てるんだなと思うと、本当にワクワクしました。そして、人生100年の間に、自分が体験できる可能生もあるのかな?自分はむりでも、4ヶ月になるむすこはきっと充分に可能性があるんだろうな。なんてことを考えました。

ただ前半はそんな感じで期待を膨らませながら進むんですが、尻すぼみというか、発射後の中継じたいは地上から超望遠カメラで撮り続けるロケットの形だけで、宇宙空間との中継もなく、着陸後のインタビューすらなかったのでガッカリ。やっぱり宇宙から見た地球の映像やそれを見たクルーの反応などを観たかったですね。

そしてベゾスはやっぱり凄い。後から知ったんですがネット上では、ベゾス宇宙から帰ってこないで欲しい署名に何十万人もの人が集まったのだとかw 彼が稼いだお金なのだから好きに使えばいいと個人的には思いますが、米アマゾン社の劣悪な労働環境とかも批判の種みたいですね。とは言えこうしてコロナ禍で乳児育ててると、本当アマゾンありがたいなと日々思います。

今回の宇宙飛行は宇宙にいた時間自体はほんの数分、キャビンにエンジンはなく自由落下で放物線を描いて落ちてきただけのものでした。今後さらに開発が進んで、いつか誰もが青い地球をその目で見られるようになったら。国同士の争いなんてちっぽけだと思ったり、青い地球を守らねばと誰しもが、自然に思えたりするのでしょうか。それともその頃には、月面の領地争いが激化してたりするのでしょうかね。

そんな未来を空想させる中継でした。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?