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ゴールデンウィークの憂鬱

久しぶりの更新になりました。
元号も変わるし、気付けば、もうゴールデンウィーク。
なので、気分的に書いてみました。

毎年、やってくるゴールデンウィーク。
そんなゴールデンウィークの思い出と言えば…
胃腸炎(笑)

元々、胃腸虚弱な私は季節の変わり目の波に乗りきれなくて、必ずと言っていいほど、ゴールデンウィークには胃腸炎になってました。
おかげ様で、ここ2~3年ぐらいはご無沙汰してます。

子供の頃はゴールデンウィークって言うと、嬉しかったはずなんだけど
どんなだったかなって思い返しても、とりあえず、お兄ちゃんの誕生日を盛大に祝う。
それ以外は家族で出かけた記憶はあまり、ない。

お兄ちゃんが入院していて家にいないことは珍しくなかったし、両親は仕事が忙しい時期で、あまり家にはいなかった。
私はだいたい、親の仕事にくっついていくか、叔母さんの家に預けられるか、託児所に預けられるかだった。

一度だけ、そのどれでもない年があった。
私が、小学校3年に上がったばかりの頃、小雨の降る日にトラックにひかれた時だ。

その時、私は意識不明の重体。
しかし、奇妙なもので、何も感じてなかった。 
前後の記憶は全くなく、あちらの世界の記憶もない。
ただ、夜に眠ってるみたいな感覚で、ふと起きたら、病院だった。
ベッドの側にお母さんがいて、部屋の外で警察官とお父さんがいて。
子どもで、何も知らなかったから、お父さんと私のどちらかがお巡りさんに捕まったのだと思った(笑)

そのまま、しばらく入院したけど、お兄ちゃんはお見舞いに来てくれなくて、ケンカばかりしていても、寂しく感じたのを覚えている。

でも、実は私が車にひかれた時、お兄ちゃんが一緒で、その現場を見てしまった。
そのせいで、お兄ちゃんまで、高熱を出し、毎日、吐いてばかりで病院に連れて行ったら、精神的なものだからと、家で療養することになった。

しばらくして、私がだいぶ良くなってから、お兄ちゃんがお見舞いに来た。
その時、妹の無事を確かめたら、良くなったらしい。

私はその間、そんなことは知らずに人生で初めての入院生活をあまり、苦にならずに過ごした。
お兄ちゃんも、もらったことのないような大きなお菓子の箱をいくつももらって、それを食べるのを楽しみにしていた。

親の心、子知らずとはこのことで。
私の付き添いは誰がするか。
誰が、お兄ちゃんを見てるのか。
大人たちはてんやわんやだと言うのに、私は気楽なもんだった。
ただ、我慢できなかったのは病院のごはんが、とんでもなくまずかった。
意識が戻ったばかりの時は高熱が続いて、食欲がなかったせいか、とにかく、とんでもなくまずかったのを覚えている。

結局、右の鎖骨骨折と頭部の裂傷だけで済んで、ゴールデンウィーク前には退院できたが、ギプスは取れずじまいで、その年はゴールデンウィークをまたいで、通院の日々だった。

その年だけは私も、ゴールデンウィークなのに、どこかに遊びに行ける状態ではなかった。
しかし、痛くもなんともないのに、何もするなというのは理不尽に感じるぐらい、ケガが軽かった。

私はその時のことをトラウマに感じてるから、ゴールデンウィークに憂鬱になるわけではなく。
どこに行っても、混んでるし、そのせいで待たされて、ピリピリした空気が、嫌いだ。

それに、今は今で、お父さんも、お兄ちゃんも、私も。
通院の日々なので、連休前に薬の数をチェックして、必要があれば、病院に行くから、連休前にバタバタと病院に行くことがあって、急に忙しくなる。

今年は元号が変わるので、世間の空気はそのことでもちょっと、違う。
特に出かける予定はないから、元号が変わるその前に部屋の中のいらない物をスッキリと片付けたいけど…
もう今ではなんのために買ったんだか、分からないものも(笑)

もうカオスになっているけど
とにかく、頑張って片付けよう。。。

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