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私が子どもへの教育よりも何よりもまず考えてあげたいこと

親が日々子どもの食事においてどんな選択をしていくか

息子が5歳になり、最近ますます増してきた食欲にいつも驚かされています。

外食をしても、Kids Plateではまず足りず、大人と同じものを頼んでいます。

今自分の身体を成長させるために、身体が多くのエネルギー、栄養素を欲しているのかなと感じています。

その時に私たち親が子どもに何を食べさせるか。

息子くらいの年齢ですと、子どもが日々食べるものは、私たち親の選択に依存します。だからこそ、私たち親が子どもの食べるものに関してきちんと関心を持ち、正しい知識で子どもの食事に関わってあげることが大切だと感じています。

子どもの食事は、私が子育てで教育よりも何よりも、強く、深い関心を持っていることの一つです。

以前の記事で、「子どもに砂糖を与えない」ことに関して書かせて頂きましたが、本日はもう少し根本の部分について記載したいと思います。

スーパーマーケットに行くと見えてくる現代の一般的な食事内容

スーパーマーケットやコンビニに行くと、

私たち消費者の多くが求める商品がたくさん並んでいますね。

一般的なスーパーであまり気にせず食生活を送っていると、

加工食品、揚げ物、清涼飲料水、精製された炭水化物、食品添加物で構成される食事がメインとなりがちです。

私たちの食卓はいつの間にか、

企業が作った食べ物でいっぱいになっています。

私たちが口にするのは、手を加えすぎ、加工しすぎ、食品添加物がたくさん含まれた食事になっています。こうした食生活が標準的なものとなり、結果、肥満、がん、糖尿病などの生活習慣病、心臓病などのリスクが高まりました。

もちろん、こうした食事を普段の食生活から100%排除する必要はないと思いますし、なかなかそれも難しいと思います。

ですが、子どもの味覚が形成され、著しい成長を遂げていく期間においては、子どもに何を食べさせるかに私たち親がもう少しだけ、関心を持っていけると良いなと感じています。

子どもの味覚はとても敏感なので、本来は素材本来の味を楽しめる

上述のような食事は手作りとは程遠く、工業製品と化してしまっています。

企業としては、繰り返し、たくさん購入して食べてもらいたいので、常習性の高いお砂糖や精製された炭水化物、油脂、化学調味料で食品を加工し、それら無しでは味に満足出来ないような味覚形成を私たちに促します。

ですが、食品は加工度が高ければ高いほどビタミンやミネラルが損なわれ、油は酸化し、決して子どもたちにとって良い栄養素を与えられる食品ではなくなってしまいます。

ただでさえ、その原材料自体の課題もある中で、(農薬、化学肥料、土壌汚染、海洋汚染、等・・・)そこに拍車をかけるように、食品を加工することで、食品が本来果たすべき子どもたちへの大事な栄養素の補給という役割を果たせない食べ物になってしまっているどころか、子どもたちの身体へ悪影響を与える食べ物となってしまっていることが問題です。

子どもたちがそうした加工食品を好んで食べるから、

加工食品でないと食べてくれないから、

という声もあると思いますが、味覚というものは習慣の産物であり、それはこれまで大人が子どもたちにそのような食事を与えてきたからに他なりません。

子どもの味覚は本来はとても敏感で、

素材本来の味がしっかりと分かるものです。

わざわざ食品添加物、砂糖、油脂をたくさん加えなくても、その食材本来の味を楽しめる舌を持っています。その味覚を大事に育ててあげることが、私たち親の大きな責任の一つです。

少しずつでも、子どもたちに今日から与えて欲しいもの

出来る範囲からで構いません。

工業製品ではない、本物の食べ物をぜひ食卓に少しずつ出してあげて欲しいなと思います。

栄養素がある食べ物とは、加工度が低い(されていない)、精製されていない、熱を加えすぎていない(加えていない)、食べ物です。

果物、野菜、ナッツ、種子、卵、鶏、魚などの素材そのものを、家庭で出来る範囲の調理で、手作りで、そのまま子どもたちに食べさせる頻度を上げることが、子どもの味覚形成においてまず取り組むべき第一歩です。

親の意識がほんの少し変わるだけでも、家庭の食卓は大きく変わるきっかけとなります。

どんなに良い教育を子どもに与えてあげたとしても、

普段の食生活が加工品まみれ、砂糖まみれ、では片手落ち、というのが私の考えです。

健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う

こんな言葉がありますね。

まずは身体のベース作り、健康マネジメント。

そこを子どもたちに伝えてあげることが、子育てにおける大きな責任の一つだと私は強く感じています。

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