こんにちは、リリーです。

今回はCL横浜2024マスターリーグに出場しました。
せっかくなので感想を書いたり振り返りをしようと思います。
ちなみに使用した構築の詳細についてはゆっかーから記事が投稿されると思うので、是非そちらをご覧下さい。

ちなみにCL直前でM-1グランプリ予選に出場したりと、非常に激動の一週間でした。
冬のR-1グランプリ予選にも出場する予定なので、皆さん是非応援よろしくお願いします。

1.デッキ選択について

JCS2023は【サーナイトex】を使用してTop64だったので、CL横浜2024の優先権を所持していました。
WCS環境の練習をしつつ黒炎の支配者環境も練習していましたが、WCS環境は【ロストカイオーガ】が非常に強く、このままだと黒炎の支配者環境も【リザードンex】に勝てる【ロストカイオーガ】が良いのではないかと考えていました。

ところが《月明かりの丘》の登場により、今まで微不利から五分だった対面が五分以上になりました。
こうして【サーナイトex】は黒炎の支配者環境において最も強いデッキであると、自分の中で位置付けることになりました。

全員が【サーナイトex】が一番強いことに気づくと、ミラーマッチも多発します。
実力の差が出るミラーマッチではありますが、【ロストギラティナ】のミラーマッチと比べると実力の差が出づらいです。
そこで【サーナイトex】が一番強いと理解した上で、他に立ち位置が良くまだ環境に少ないデッキはないか考えることにしました。

使用候補デッキはどのデッキも限界まで調整したので、是非参考にしてください。

まず始めに辿り着いたのが【白ルギア】でした。

【サーナイトex】に対して有利なデッキタイプです。
《アーケオス》が3枚である理由ですが、《ハイパーボール》で《アーケオス》を2枚トラッシュすることは上振れであるためプランに組み込んでおらず、《イキリンコex》も採用していません。また《博士の研究》も2枚の採用と少なめです。
よって、手札にある《アーケオス》をトラッシュするよりも《バーネット博士》の枚数を1枚から2枚に増やし、確実に《ネオラントV》から展開することの方が多くなるように構築しました。
《ギフトエネルギー》を4枚採用することで、《博士の研究》の採用枚数を減らすことによるハンドの伸び悩みを解消しています。

非常に良いデッキだと思ったのですが、各地の自主大会で【白ルギア】が流行ってしまったため、当日のミラーマッチを避けたく使用することを諦めました。
このミラーマッチはかなりの運ゲーになるからです。

次に辿り着いたのが【雪道ミュウ】でした。

私は使用しませんでしたが、滝田が使用してDay2に進出しました。

【雪道ミュウ】を考察し、使用を検討していくうちに

• スナッチアームを採用する

• ミカルゲの対策をする

上記のようにしてデッキを歪ませるくらいなら、使用しない方がマシだなと思うようになりました。

《スナッチアーム》を採用しているリストを見ると、《頂への雪道》を剥がすカードやドローサポート、《ウッウロボ》や《災いの箱》などの採用枚数が減っています。
【ロストギラティナ】が環境に多く存在していた以上、《頂への雪道》を剥がすカードは多く採用する必要があります。
ドローサポートを減らしてしまうと、1ターン目のハンドが悪くボードが弱いときの復帰率が落ちてしまいます。
《ウッウロボ》は減らしてしまうと、手札がカチャついてしまいます。
残念なことに【ミュウVMAX】は常に《ウッウロボ》に頼れば頼るほど強いデッキです。
たくさんコインを振ってたくさんオモテを出してたくさん欲しいカードを手札に加えましょう。
また、《ミカルゲ》の対策を中途半端にするくらいなら割り切った方が良いです。
割り切れないなら諦めて他のデッキを使いましょう。

非常に良いデッキだと思ったのですが、各地の自主大会で【雪道ミュウ】が流行ってしまったため、当日《ミカルゲ》の採用率が上がると予想し、また上手い【サーナイトex】に対して先攻でも五分から微不利、後攻に関しては不利であったこともあり使用を諦めました。
《ミカルゲ》を割り切れる強い心が私にはありませんでした。

【ロストギラティナ】に関して、練度があればあるほど強く、ミラーマッチも上手い方が勝ちやすいのですが、【サーナイトex】に微不利である点、【白ルギア】に微不利である点、【雪道ミュウ】に不利である点を考慮して使用しませんでした。

【パオジアンex】に関して、Tier上位のデッキに対して有利に戦うことが出来る点は高評価だったのですが、【白ルギア】と【雪道ミュウ】に不利である点、【アルセウスリザードン】も若干不利である点、ミラーマッチが運ゲーである点を考慮して使用しませんでした。

【リザードンex】に関して、環境への通りはそこそこ良かったのですが、環境に多かった【ロストギラティナ】に不利すぎる点を考慮して使用しませんでした。

2.当日について

前日は会場から近い馬車道駅付近のアパホテルに宿泊しましたが、ブルーアーカイブのガチャに夢中になっていたら寝るのが2時頃になってしまいました。

大型大会で緊張することはあまりないので、対戦前も雑談で盛り上がったり楽しく対戦することが出来ました。
皆さん良い人でジャッジ案件や時間切れもなく、気持ち良く対戦することが出来ました。

・当日のレポート

Day1① 白ルギア 勝ち
先攻を取り〈ミラージュステップ〉から展開することが出来たので、順当に勝つことが出来ました。

Day1② 白ルギア 負け
《クレセリア》に手貼りしてターンを返したら種切れしました。

Day1③ パオジアンex 勝ち
後攻でしたが、相手の盤面が細かったので《セビエ》をひたすら倒し続けて勝つことが出来ました。

Day1④ ミライドンex 負け
相手の《ジャッジマン》で手札がエネだらけになってしまい、何も出来ずに負けました。

Day1⑤ パルキアVSTAR＋カメックスex 勝ち
〈ミラージュステップ〉の《キルリア》がサイド落ちしており、手札にしばらくサポートもなく負けたなと思っていたのですが、お相手が〈スターポータル〉でエネの付け方を誤り、そのミスもあって何故か勝つことが出来ました。

Day1⑥ 白ルギア 勝ち
後攻でしたが、相手が先攻2ターン目に〈かぜよみ〉から展開してきたこともあり先攻後攻が逆転し、順当に勝つことが出来ました。

Day1⑦ 白ルギア 勝ち
後攻でしたが、相手が〈プライマルターボ〉でアタッカー以外にエネをつけない省エネ戦法をとってきたので、《アーケオス》をひたすら狙い続けたら勝つことが出来ました。

Day1⑧ サーナイトex 勝ち
かなりの接戦で難しいゲームでしたが、《サーナイトex》に進化させない（サーナイトexが消えるターンを先読みして別のアタッカーに余分にエネをつけておく）＋《崩れたスタジアム》で《サーナイトex》を盤面から消すターンを終盤に2ターン作ることが出来たおかげでリーサルを無くし、勝つことが出来ました。

Day1⑨ ミライドンex 勝ち
先攻2ターン目に〈ミラージュステップ〉を使うことが出来たため、順当に勝つことが出来ました。

Day2① 白ルギア 勝ち
後攻でしたが、相手は《カビゴン》に手貼りを2回して攻撃出来るものの〈アッセンブルスター〉は使えないといったゲーム展開でした。
次のターンに〈アッセンブルスター〉で《アーケオス》が1枚だけ出てきたので、《ミュウex》のケアだけしてその次のターンに《アーケオス》を倒してそのまま勝つことが出来ました。

Day2② ミライドンex 勝ち
後攻でしたが、〈ミラージュステップ〉を使うことが出来たので順当に勝つことが出来ました。

Day2③ ロストヌメルゴン 勝ち
有利対面なので、事故らず回ったので順当に勝つことが出来ました。

Day2④ 雪道ミュウ 勝ち
4年前に所属していたチームで一緒にポケカしていた方と4年振りの再会。
後攻でしたが、相手の動きがあまりよくなかったので勝つことが出来たという気まづい内容になってしまいました。

Day2⑤ 白ルギア 負け
先攻を取ることができ、「決勝トナメやった～！」と内心思っていました。
《バトルVIPパス》でサイド落ち確認をしたところ、《ミラージュステップ》の《キルリア》と《ラルトス》×2枚がサイド落ちしていました。
「毎回あと一歩のところで負ける...。」
そう思いながらボコボコにされてしまいました。

「Top32には入れたかなー...」と萎えていたら、どうやら運良くオポネントで決勝トナメに上がったとのことでした。
対戦相手の方が全員10勝4敗以上の成績だったようで、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

決勝トナメ① 白ルギア 負け
後日振り返った結果、〈ミラージュステップ〉をしたターンに手札にあった《キルリア》で〈リファイン〉をせずに〈ミラージュステップ〉をしてしまった箇所以外はプレミは無かったかなと思います。
普段なら〈リファイン〉で《キルリア》を引いてしまう低い確率を考慮せずにプレイできていたのですが、何故かあの場では考慮してしまい、消極的なプレイを選択してしまった…。自分の弱さが露呈してしまいましたね。

3.過去と今後について

ずっとアベレージだけは高いものの、飛び抜けた成績を残せずにいることが誇らしくもあり悲しくも思っていました。

今回はただオポ運が良かっただけなものの、Top16に入賞出来たのは素直に嬉しかったです。

サーナイトありがとう♡｡ :‪•~♡‪𓈒𓏸

今後もアベレージを保ちつつ、出来たら大きな成績も出していけたらなと思います！