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2019年に置いていくもの/2020年に持っていくもの



2019年は自分にとって転機の年でした。
これまで生きてきた中で1番絶望した年でもあったし、1番希望を感じた年でもあります。その記録を記しておきたいと思います。

これまでの自分


これまでの私は本当にダメな人間でした。
高校時代は帰宅部にて寝坊、遅刻、欠席を繰り返す日々。その果てに浪人。大学ではやりたくてストリートダンスを始めるも同期で1番下手くそ。就職活動もダメダメ。拾って頂いた信託銀行も1年と持たずに逃げるように辞めてしまいました。

そこから、趣味の筋トレならなんとか社会の役に立てるかなと思いパーソナルトレーナーとなりました。も、たいした仕事はせず。会社に、お客様に、お世話になるばかりで誇れる成果は特にありません。
パーソナルトレーナーとなったと同時に、両親が教員だったこともあり、教員免許取得のため大学に編入学。去年の2018年10月には母校で教育実習へと参加していました。しかし、教育現場を目の当たりにし教員には向いていないと考え、今後の人生どうするべきか途方に暮れていたのが2019年のスタートでした。

人生の10,000日目

人生どうするか特に答えを出せないままダラダラと過ごした3ヶ月後の2019年4月。

大学時代最もお世話になった先輩といろいろあり、人に対して疑心暗鬼になったりと諸々嫌な時期が続きました。

人生30,000日といわれますが、ちょうど私の人生の1/3が終わった10,000日目が2019年5月7日。 最悪の状況で人生の1/3が終わりました。

転機となった1人の師の存在

人を疑いたくなる。心底情けなくなる。絶望感しかない状況で私に希望の光を灯してくれたのは1人の師でした。

・教員になれないこと
・尊敬する先輩とのトラブル

どちらも自分のせいであり、誰も幸せにしない状況です。口外は憚っていましたが、師にはどちらも事実をありのまま伝えました。

師は慰めるでも、哀れむでも、無視するでもなく、

「長崎さんはパーソナルトレーニングジムを開きなよ。日本一のジムを作りましょう。絶対やれる。」

そのとき、師とのLINEのやりとりを最初から全て見返しました。
いつも励ましてくださっている履歴がありました。

「長崎さんは世界観を作れる側だと思いますけどねぇ」
「独立したら絶対通いますよ。」「最初から英雄なんていないんです。」「売れますよ、大丈夫。」「どこにもない長崎さんだけのジムを作りましょう。」

時に本質的で自分の至らない点をたくさん指摘して頂きました。

自分のできることすらフルパワーでやらないから!」「できないのは当たり前なんだから、一つ一つクリアしていくしかないでしょ!



しかし、ここぞという時には必ず励ましてサポートしてくれる師の

絶対いける

の一言。絶望感漂う濃い霧の中にも、希望という名の確かな灯りを感じました。

大きな志をかかげ、挑戦する師のようになりたい。いま変われなければ一生変われない。

**本質的には、全て自分のせい。変わらなければいけないのは自分でしかない。できることくらい全力でやろう。**そう心から思えた瞬間でした。

2019/9 職場に挨拶をして独立。

とにかく食べていけるか不安しかなかった状況ですが独立をしました。自分なりの理想を掲げて世のために生きる決意をしました。

そこからこれまでの4ヶ月間、多くのお客様に支えられ、沢山のご紹介を頂き、人の優しさに触れて、2019年も無事に元気で終えることができました。

先輩や同期が来てくれて喜んでくれる。お客様とお客様の大切な人がきてくれて喜んでくれる。そんな日々の小さな幸せに力を頂きます。

**2019年に置いていくもの。 **

このブログを書くきっかけとなったのは以下のGoodpatch土屋さんのブログを読んだからです。

https://note.com/naofumit/n/n120c7c8a0758

そこにはマザー・テレサも感銘を受けたと言われるケント・M・キース「逆説の10カ条」が引用されています。

1、人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
2、何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。 それでもなお、良いことをしなさい。
3、成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。 それでもなお、成功しなさい。 4、今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。 5、正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。 それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
6、最大の考えをもった最も大きな男女は、 最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。
7、人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
8、何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。
9、人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
10、世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。


やはり私は人が大好きです。


2019年に、人を疑いたくなった器の小さい自分は置いていきます。

**2020年に持っていくもの。 **

師に再び照らして頂いた人生。
それを私は少しでも世の中に還元して、より周りの人が幸せになれるよう頑張りたいです。

自分にできるのは、人をカッコ良く、美しくすることです。 人の感情と向き合い、人の無限大の可能性を信じ、プロセスと結果を通して人が自分のことを大好きになれるような本質的なサポートをしたいです。

師の言葉を信じて行動に移せたのは、これまで支えてくださったみなさんが私にもたらしてくれた自己肯定感のおかげです。

いたるはみんなに好かれる才能があるよ!と無償の愛を注いでくれた家族、友人。
ダンスダメ、就活ダメダメな時も、いたるは誰からも必要とされる、と言ってくださった先輩同期後輩。
日々感謝を口にしてくださる30名と1法人のお客様。
いつも前向きでいけるいける言う古澤さん。

生かされている感謝を忘れずに、自分にできることを全力でやっていく2020年にします。

2020年には感謝の気持ちフルパワーを持っていきます。

**最後に **

このブログを書いたのは独立の報告と2019年の失敗を糧にした経験を共有したかったからです。

私なんかより何倍も失意のどん底にいる方もいると思います。そんな痛みに寄り添えるかはわかりませんが、少しでもポジティブな気持ちになっていただければ本望です。また、全力でいきる手段がたまたま私の場合は独立だっただけで、それは人によってさまざまなと思っています。

これまで出会った大切な皆様の顔を思い浮かべて、幸せを願いながらこのブログを書きました。

来年も一緒に頑張りましょう^ ^
平和な時代にうまれて、一生の旅を共にするみなさんと一緒に。

それではみなさん良いお年を!

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