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    「進化は必要の中に」シリーズをアップしていきます。 ぜひ一読ください!

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厚すぎる、西表島の雲。

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      • ジロロモーニ

        ジロロモーニが睨む。 今から私の貪欲な食欲のトッピングにされる運命に有る彼は、何故か強気の視線を私に向ける。 私は考える。 怖くなはないのだろうかと。 私が朝食のサラダに、間食の鯖缶に彼をふりかける度に彼は減る。 よくわからないが彼は、私に雑に扱われ存在を蔑ろにされるにつれて表情を柔和にさせた。 ジロロモーニの量が半分になりなった時、彼の年齢もまた半分若返った。 彼はハンサムで、たっぷりの脂質から成るカロリーと栄養を含んでいた。 私は彼が美味しかったからあらゆる場所に

        • 進化は必要の中に 1 「幼い一歩」

          世界はいずれ来るであろう未来を、2016年のリオパラリンピックにみた。 パラリンピックの女子水泳背泳ぎが、オリンピックのワールドレコードを塗り替えたのだ。 それは否応無しに民衆に対し、新たな時代の幕開けを感じさせた。 パラリンピックがオリンピックの陽の下にあったのは、2020年の東京大会が 最後であった。 東京でのパラリンピックアスリートたちの躍進に、民衆や先端技術を生業にする企業は 人類の進化を期待した。 自国を代表するアスリートたちに様々な投資家や企業、そして世論が注目

        厚すぎる、西表島の雲。

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