この色、このカタチ、デザインのふしぎ。
誰かがデザインしたものを見たとき、
『 どうしてこの色にしようと思ったんだろう。どうしてこのカタチにしようと思えたんだろう。』と、いつも不思議に思っていました。
そしてそれはきっと、その人の " 生まれ持ったセンス " なのだと信じて疑わなかった。
でも、デザインというものはそんなに浅はかなものではない、と、今まで見えてこなかったデザインの奥義に、ほんの少し触れることができたお話をしようと思います。
場所は、六本木・国立新美術館で開催されている『 佐藤可士和展 』。