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人生を教えてくれたような気がした。

そこは、とても高い場所にあった。

千段以上の階段を上らなければならないなんて
聞いただけでも疲れてしまいそうなのに

旅というものはなぜか、それでも登ろう、という気にさせる。

はじめてのひとり旅に、私はその1段目を踏んだ。

途中 飴屋さんに立ち寄ったり ひといきついたりしながら、ただ黙々と自分の足が進むのを見ていた。


ふと立ち止まったとき

『 人生みたいだね 』『 本当だね 』

同じ段にたどり着いた2人の旅人の会話が偶然、耳に入った。そしてその瞬間に、私は初めて後ろを振り返った。

そこには下では見えなかった山や家々、そして空が、さわやかに広がっていた。

苦しかったけれど
寄り道もたくさんしたけれど
振り返ると同時に目に飛び込んできた致景に、
『いい道のりだった、上までもっと頑張ろう』と思わされた。

人生、こういうものなのかもしれない。


ゆ い

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今日もあなたにHAPPYが訪れますように。
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ゆ い

何気ないそのときを、切り取ってみよう。味気ないまいにちにも、よくよく見たらちょっぴり素敵なストーリーがあるかも。
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