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和歌山へ一人旅

こんにちは、寺谷です。
最近旅行に行けていなかったので、直感的にレンタカーを借りて和歌山へ行ってきました。
計450キロの旅、普段車で旅行に行かない分新しく知れたことや見れたものが数多くありました。今回はその旅路を振り返りながら感想を書いていきます。

出発

伊勢市宇治山田駅前のレンタカーで車を借り、駅を出発、レンタカー屋に初心者マークがなかった為途中の百均で購入する。この時に駐車の練習をついでにやったが、バック駐車は難易度が高かった。前から駐車するのですら結構手間取った。ムズい

代わり映えしない景色

伊勢を出てから宿に着くまではず〜〜〜〜っと山だったので、景色の代わり映えがなく更に道の駅もほとんどないので、熱唱しながら運転した。正直、100キロこのままはさすがにしんどいと思っていたが案外何とかなった。

花窟神社

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宿に至る途中、久々に道の駅を発見したので寄り、昼食と近くにあった神社へ参拝に行った。この神社が花窟(はなのいわや)神社である。ここは拝殿や本殿はなく、奥に見える大きな岩が神体のようである。目の前で見るととんでもないくらいおおきく、ド迫力だ。海の近くの岩なのでおおきくそびえ立つイメージは持ちやすいが、ここまでなにか力のようなものを感じる岩は他に見ない。御祭神は伊弉冊尊と軻遇突智尊である。こことなにかしら関係がありそうだ。そして、ここの神主さんもいい人で、ここから気候が荒れてくるということ、海のそばを走るのは危険なのでやめた方がいいことなどを教えていただき、海沿いを避けて宿をめざした。

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この左に見えるのが今回宿泊した宿だ。写真では夜中だが、到着したのは昼の14:50程であった。温泉が別館にあり、室内風呂と露天風呂がある。宿が川沿いにあるため、露天風呂も川のすぐ側にあり、水着を持っていれば川に入り遊べるようだ。この日は子連れの家族が2組ほど川遊びで楽しんでいた。俺は一旦そこの温泉に入り、少し度の疲れを癒してから新宮にある神倉神社へ向かった。

熊野速玉大社

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神倉神社に行くつもりが、カーナビで熊野速玉大社を入力しており、目的とは別の神社に着いてしまった。だが、ここも行きたいところではあったからむしろ良かった。ここには宝物殿がある。そこでは古代に使われた扇などの物品が置いてあり、それらを見に行きたかったのだ、だが、臨時休業していた。まぁそんなこともある。とりあえず本来の目的地である神倉神社へ行こう。

神倉神社

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カーナビで検索しても出ないため、苦戦はしたが無事到着した。この橋を渡り、左手に見える階段を登ってゆくと本殿が見える。だが、ここの階段はとても急で危険だ。雨が降ったことも相まってとても滑りやすくなっている。写真で伝わるか分からないが本当にコケたら死を覚悟するほどに急なのだ。

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この坂を登った先に本殿がある、そこまで大した距離はないのでまだ、楽な方だ。

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本殿からの景色はとても開けていて、この新宮の地を一望出来る。奥の海といい、街並みといい、雲といい、最高なものだ。これだけでここに来たかいがあったというもの。参拝を終え、景色を堪能した後坂を降り、今度は新宮市を散策する。

新宮駅周辺

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新宮駅周辺の駐車場へ駐車し、近場の飯屋を探しているともう日が落ちかけていることに気がついた。山の方へ落ちる夕日もまたいいものだ。
この後、少し高い刺身をたべ、少し海を見てから宿へと戻る。戻る最中、山道だったのだが、外はもう真っ暗で車の光しか先を照らすものはなかった。法定50キロの道を40キロから50キロではしり、帰っていたが後ろの車にどんどん抜かされていく、皆こんなに闇夜の山道になれているかと驚かされた。宿へと戻り、再び風呂に入ったあと、少し売店で土産を見てから部屋に戻り、YouTubeを00:00程までみてから就寝した。

2日目

早朝に起床し、再び温泉に入った。そしてお土産を買ったりなどして、10:00に宿を出た。この日は海沿いを走りながら帰り、途中の海や観光地などに立寄るというコースだ。故にもう一度新宮へ向かった。

阿須賀神社

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新宮市にあるもうひとつの神社、一日目にここだけ行けていなかったので行きたいと思っていた。ここには民俗文化博物館という小さな博物館があり、この地の伝承を知れた。ここの管理員さんがとても親切で新宮で行くべき観光スポットや、三重に帰る最中にあるいい観光地を教えてくださった。ここから海沿いを走り伊勢を目指す。

道の駅 紀宝町 ウミガメ公園

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ここで昼食をとり、亀のお菓子を購入した。途中で食べる糖分だ。そしてここにはウミガメがいる小さい水族館があるらしいので行ってみた。

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意外と数がいるものだな。思っていた3倍近くのウミガメが保護されていた。というのもここでは怪我をしたりあみに絡まったりして動けなくなった亀を保護して運営しているウミガメ水族館らしい。近くに募金ボックスがあったので100円だけ入れてきた。そして餌もやれるようだ。餌は写真にも写っているように子供が沢山あげていた。他にも亀が居て面白かった。

誰だよこのピネってやつ〜!

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次の到着地はこのピネ、ではなく

みかんパーク七里御浜

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ここでは道の反対側にある海に近くまで見に行った。波が大きく砂浜とは違う波音がして、新鮮であった。海辺に大量の石が落ちていて、平たく投げやすそうな石があったので水面で水切りをしようとしたが1度もはねることなく波にさらわれていった。まるで飛んで火に入る夏の虫のようでどこか面白くも切なくもあった。今更だが、先程のピネはとあるネタ動画から引用したものである、故にあまり気にしないで欲しい。
この道の駅で自分用のお土産を購入し、この場所を去った。

鬼ヶ城

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ここは反りだった岩肌が波などによって自然の階段のようになっており、海沿いの岸壁を歩けるという場所だ。ここには坂上田村麻呂が鬼を神通の矢で射、討伐したという伝承が残っている。本当にここの岸壁は鬼がいてもおかしくないと思わせるほどの圧迫感と迫力であった。ここから向こうの端まで歩いて15分ほどかかり、端まで着くと折り返し、また同じルートを歩くという必然的に別の角度から景色を見れる道であった。岸壁に打ち寄せる波がまるで富嶽三十六景のように白波を打ち上げていて、非常に緊張感のある地であった。ちなみにここが阿須賀神社で教えてもらった場所である。

道の駅 紀伊長島 マンボウ

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ここは、素直に気になったのでよってみた、海がとても近いという訳でもないのになぜマンボウなのだ、先程の亀の道の駅のこともあったし、ここにもマンボウがいる水族館があるのかと思って立ち寄ったが、全くもって関係なかった、だが、何故かは知らんがマンボウの串焼きが売っていた。美味かった。
この後、16:00頃に伊勢に着いたのだが、返却時間までまだ時間があったので二見まで行って夕焼けを見てから帰ろうと考え、二見に向かう。 

二見浦

ちょうど夕暮れ時に行くことが出来た。この日は少し曇り気味だったこともあり、海に落ちる日は見れなかったが、これでも十分に美しい。少しこの夕日を仰ぎみて伊勢へと踵を返した。
この旅行、多くの予想外があり、とてもいい旅であった。また行きたい。


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