映画『7番房の奇跡』が泣ける


こんにちは。お久しぶりです、日向です!


もう12月も3分の1が過ぎましたね。最近私はマフラーをいつから巻き始めようかと悩んでいます。とても寒い日もあれば、日が照っているのでまだましな寒さだなと感じる日もあって毎日の気温のチェックが日課になりそうです。



さて、今回は私が最近見た韓国映画『7番房の奇跡』についてお話ししたいと思います!この映画は2013年1月に韓国で、2014年1月には日本で公開されました。


余談なのですが、私は月曜日に2限の授業が終わってから5限が始まるまで、約4時間の空き時間があります。と言っても3限にオンデマンドでの授業があるので、実質空きコマは4限だけです。

授業の取り方間違えたかなぁって思いましたが、授業の内容が面白いので後悔はしていない(はず)です。

5限に備えて睡眠を取ったり一緒に残っている友達と溜まっていた課題をやったり、集中力が切れた時にはおしゃべりしたり、空き時間で色んなことができます。


そこで、韓ドラや韓国映画が好きな友達が「『7番房の奇跡』っていう映画を見てむっちゃ泣いた」と言っていたので空き時間に残っているみんなで見よう!ってなりました。

これが私がこの映画を見たきっかけです。私はあまり韓国映画に詳しくなくて見ようと思う機会も少ないです。だから、友達に教えてもらって一緒に映画を見られるのは新しいものを知るみたいで楽しいですね!



 あらすじです!


知的年齢が6歳であるイ・ヨングはしっかり者の6歳の娘イェスンがいて、2人で暮らしていました。

ある日、道に倒れて亡くなった少女を助けようとしているところを目撃されて、幼児誘拐殺人及びわいせつ罪で逮捕されてしまいます。

娘のイェスンと離れてしまったヨングは、同じ7番房に収監されている5人の囚人たちと同じ時間を過ごし、刑務所での小さな事件を乗り越えて仲良くなります。

その囚人たちに協力してもらったことでイェスンが7番房への潜入に成功し、父ヨングとの再会を果たしました。そして、5人の囚人たちもイェスンと少しずつ仲良くなっていきます。

囚人たちや刑務所の課長には、ヨングとイェスンに関わっていくことで、「この人は本当に幼い少女を殺したのか」という疑念が生じます。

課長が独自で捜査を進めていくと、警察の誤認逮捕であり、ヨングは冤罪であるということが確信に変わっていきました。

また、囚人たちも事件当時の様子や事情を話し合ったり、現場を再現したりしてヨングは無罪なのだと感じ始めます。

事件の公判を前に、ヨングの無罪を証明するため、証言をみんなで考えたり裁判の練習を行ったりを繰り返します。

そして、公判の日がやってくるー

と言った感じです。





 以下、私のちょっとした感想です。ネタバレに注意してください!





まずですが、私も号泣しました。とても辛く悲しい物語でした。余韻がすごいです。

けれど、笑えるところもあってずっと重い話というわけではありませんでした。7番房にいた5人の囚人がとても個性的で会話が面白かったです。

コメディ的な部分ではありますが、刑務所の警備がこんなにガバガバでいいのか!?って思いました笑

映画ですからね。イェスンの潜入シーンは非現実的な感じでドキドキでした!


あと、やはり演技がすごかったです。イェスン役のカル・ソウォンちゃんがとっても可愛かった!演技も上手くて、泣いているところを見てしまったら感極まって私も泣きたくなりました。

ちなみに大人になったイェスンはパク・シネさんが演じておられます!私の中では『美男ですね』の印象が強い方ですね。

それから主演であるヨングのキャストはリュ・スンリョンさんです。とても自然な演技で本当に映画に引き込まれました!


私自身、映画序盤では気づかなかったのですが、ヨングは知的年齢が6歳ということで、知的障害者なのです。途中からそのことについて触れるところがあり、理解してさらに心が苦しくなりました。

また、あらすじでは詳しく書けなかったのですが、冤罪や死刑制度、差別問題について考えさせられました。この映画であったようなことがきっと今もどこかで起きているのだと思います。とても悲しい現実です。



私の見た中で1、2を争うくらい号泣したアニメに「My soul is always with you.(僕の魂はいつも君と共にある。)」という言葉がありました。イェスンの心の中には常にヨングがいて、彼自身が彼女の原動力の大きな1つだったのだと思います。


この映画は内容、脚本自体はフィクションですが、1970年代に起こった事件が元ネタになっているそうです。また、2019年にトルコにてリメイクされているので、時間があればそちらも見てみたいです!



 最後に

私が流されやすいだけかも知れませんが、今、大学の授業で触れる機会が多いので、裁判や法に興味があります。憲法、法律について詳しく勉強してみたいと思うようになって、授業が楽しいです!


映画や小説、アニメなど些細なことでいいので、今の社会について自分の意見を考える、深められるようなきっかけが日常にもあれば良いなと思います。


ぜひ、『7番房の奇跡』見てみてください!



最後までありがとうございました☺︎

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